山田、立野、梅林、松岡が戦力外通告【4選手のコメント入り】
梅林、松岡には育成選手契約を打診
日本ハムは29日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で山田遥楓内野手(27)、立野和明投手(25)、梅林優貴捕手(25)、松岡洸希投手(23)の4選手に来季の契約を結ばないと通達した。それぞれ現役続行を希望する選手がいる中で、梅林、松岡は球団から育成選手契約を打診された模様だ。各選手のコメントは以下の通り。
■山田遥楓内野手(27)
「1年間でしたけど、ライオンズから来て、ファイターズファンの皆さんがめちゃくちゃ温かい声援を送ってくれたことに本当に感謝しています。頑張ることができたのは皆さんの声援のおかげです。今後のことはまだ分かりませんが、次の場所でも頑張っていきたいと思います」
■立野和明投手(25)
「4年間、応援していただき、ありがとうございました。なかなか思うようにいかず、チームに貢献できなかった思いが強いですが、ファームでも1軍でも変わらず応援してくれたファンの皆さんには本当に感謝しています。今後は未定ですが、引き続き応援してもらえるとうれしいです。体は元気なので、現役を続けたいと思っていますし、トライアウトを受ける予定です」
■梅林優貴捕手(25)
「自分の成績と年齢を考えて仕方ない。野球を続けるかも含めてしっかり考えたい。今年は手応えがあった中で試合に出られず力不足をすごく感じていた。プロ野球が楽しいだけの世界ではないというのは分かっていた。野球を毎日させてもらえる立場ではあったけど、辛さはあった。自分の不甲斐なさだったり、他の選手の活躍を見て『(自分は)なんでできないんだ』というのもあった。これからどうなるか分からないけど、野球を優先して考えたい」
■松岡洸希投手(23)
「他の現役ドラフトの選手が戦力外を受けるのを見ていたので、自分もあるじゃないかと思っていた。球団が育成という話をしてくれたので、まだチャンスがある。そこはプラスに受け止めて来季につなげていけたら。打診を受けるかはまだ決まっていないけど、いろいろ相談していく。後半戦は手応えはあったので来季に向けてもやっていけたら。どうなるかは分からないけど、休んでいる暇はない」