ファイターズ
移籍1年目の山田が戦力外通達受けるも現役続行を希望 〝劇団FOX〟の後継者は
チャンスがあれば
日本ハムの山田遥楓内野手(27)が29日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で球団から来季の契約を結ばないと通達された。今後については「言われたばかりなので、まだ考えるところもあるけど。チャンスがあったら、もちろんやりたい」と現役続行に意欲を見せた。
ヘルニア手術で1軍昇格は7月
昨年11月に西武からトレードで加入。移籍1年目の今季は2月に腰椎椎間板ヘルニアの手術を受けて出遅れた。7月5日に1軍初昇格を果たし、29試合に出場し、打率.268、1打点。「こういう世界なので覚悟しないといけないと思っていた。球団の方に来年チームに必要ないと言われたら、そこまでですし、それがプロ野球だと思う。前を向いてやるしかない」と冷静に受け止めた。
ファンの声援があって後半は1軍にいられた
わずか1年で退団となったが、持ち前の明るいキャラクターでチームに溶け込んだ。大声でチームをもり立て、ムードメーカー的存在だった。「1年ですけど、それ以上に長く感じました。めちゃくちゃ楽しかった。西武から来た身でしたけど、温かい声援をいただいたので、前半リハビリでしんどかったけど、ファンの方の声援もあって、後半はずっと1軍にいられた。やりがいのある1年でした」と感謝した。