ファイターズ
2023/10/30 20:40

【一問一答】2軍内野守備走塁コーチに就任した岩舘学氏が決意表明 「守備にも個性がある」

2軍内野守備走塁コーチに就任した岩舘氏(撮影・桜田史宏)

 日本ハムは30日、今季プロスカウトを務めた岩舘学氏(42)が2軍内野守備走塁コーチに就任すると発表した。岩舘氏は同日、エスコンフィールドで会見を行い、「野球人として、引退後にユニホームを着られることはありがいたいことですし、非常に感謝しています。10年ぶりにユニホームを着ることになりますけども、とにかく選手のために頑張っていきます」と決意表明。若手の育成について「スカウトを5年やらせていただいて、その後スコアラーをやらせていただいた。(プロに)入ってくる選手にはたくさんの人の思いが詰まっていますので、入ってくる選手の個性をまずはしっかり見てあげて、一緒にレベルアップしていけたらなと思います」と意気込みを語った。一問一答は以下の通り。

―どんな選手を育てたいか
「おそらく、球団の選手に対するイメージがあると思う。誰もがポジションを与えてもらって、やりたいと思うけど、そうじゃなくても生きていけるのがプロ野球界だと思うので、そういうのが個性になったりする。そういうのを見極めて、一つのポジションしか守れなかったらダメだと思いますし、その辺も話し合って同じ方向を向いてやらないと難しいし、おかしくなる」

―1軍で活躍する選手を
「そうですね。少しでも1軍で幸せな時間を経験してもらいたい。僕もそうですけど、実績はなかったけど、幸せにユニフォームを脱げた、辞められたというのは1軍で少しでも幸せな時間があるから。そういうのは最低限、感じながらユニフォームを脱ぐ、引退するということには、何とかお手伝いできるんじゃないかなと」
 

就任会見に出席した(左から)岩舘コーチ、谷内コーチ、武田コーチ、新庄監督


―コーチ就任の話を聞いた時の心境は
「一つの目標でもありましたけど、驚きはありました。当然、10年たっていろいろな経験もさせてもらった。なかなかみんなスコアラー、スカウトを経験できないと思う。それでまたユニホーム着させてもらうというのは感謝しかない。驚きと感謝ですね」

―スコアラーの立場から見た今のファイターズの課題は

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