ファイターズ
2023/11/06 19:00

清宮幸太郎の連載手記『道』第5回 けが、自信、仲間のこと。今季を振り返り、大いに語る

ともに成長してきた万波&野村のことも

 日本ハム・清宮幸太郎内野手(24)の連載手記『道』第5回は、プロ6年目シーズンを振り返ります。今季は99試合に出場し、打率・244、10本塁打、41打点。2軍時代から切磋琢磨してきた1学年下の万波中正外野手、野村佑希内野手への思いもつづった。

けがに始まったシーズン 6、7月は好調をキープ

 「もっとできるはずだ」と感じたシーズンでした。前半戦はけが(左腹斜筋損傷)で4月下旬から約1カ月半、離脱しましたが、復帰後はまずまずでした。あれだけ長い期間、好調(6、7月は打率2割8分台)を維持できたことが今までなかった。自信が持てました。タイミングの取り方、構えが固まってきたのが大きいですね。バットがトップの位置で長くボールを待つことができ、構え遅れしないようになってきました。

 ただ後半戦、すごく失速(9月は打率・167)してしまったので悔しいですね。体のメンテナンス不足が原因だと思います。疲れが出てしまいました。疲労をためないために、もっとできることがあったと思います。

まさかの三塁コンバート

 守備ではサードをやるとは思いませんでした。たまたま普段からサードの練習はしていたので、なんとか順応できたかなと思います。ただエラーをしたりチームに迷惑をかけたりすることがまだまだ多いので、基礎を徹底して磨きたいです。

三塁守備を軽快にこなす清宮

 

プライベートでも仲の良い「ロマン砲」

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