清宮 12月に米国自主トレ 本塁打増の鍵は〝打球の角度〟
ロッテの安田とともに渡米 「自分のスイングを見つめ直す」
日本ハムの清宮幸太郎内野手(24)が、今オフに米国の研究・トレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」で自主トレを行うことを明かした。12月に約10日間、現地に滞在する予定だ。
「ロッテの安田と一緒に行きます。自分のスイングをもう一回見つめ直したいということと、やっぱりすごく興味があった。向こうには行ったことなかったので、今年行こうかなって」と、渡米の理由を説明した。
万波の大ブレークも一つのきっかけ
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すでに、ドライブラインとは連携して練習を行っている。昨オフに万波が同施設の門を叩き、打力を向上させたことも大きな刺激になった。
「(ソフトバンクの)近藤さんとか、マンチュー(万波)も行ったりしていて、すごい良さそうだったので、自分も行ってみたいなって。マンチューは明らかに良くなっている。合う合わないは人それぞれあると思うので、自分に合うかどうかは分からないですけど、でも行ってみる価値はあるんじゃないかなと思っています」
けがもあり不本意なシーズン 本塁打は10本
今季はけがの影響もあり、99試合の出場にとどまった。打率・244、41打点で、何よりこだわっている本塁打は10本。目標には遠く及ばない数字だった。
理想のスイングを追い求める 目指すは来季の大飛躍
来季を飛躍の1年にするため、清宮が目をつけたのは打球の角度だ。特に、捉えた打球の弾道を上げることができれば、長打、本塁打を増やすことができると考えている。
「やっぱり速い打球の時に、もっと角度を(つけたい)。効率良く飛ばせるスイングが分かればいいなって思っています」。詳細な打撃データの分析や、個人の特徴、目的に合わせたトレーニングメニューの作成など、多様なサポートが受けられるドライブラインの環境を生かし、理想のスイングを追い求める。