コンサドーレ
札幌MFスパチョークがピッチ練習再開 広島戦そしてW杯予選に向け「いい準備ができたら」
■11月1日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
横浜M戦で左太ももを故障
7年連続のJ1残留を決めた先月28日のホーム横浜FC戦後、3日間のオフを設けていた北海道コンサドーレ札幌は1日、練習を再開。インターバル走などで調整した。前々節のアウェー横浜M戦で左太もも前部を負傷し横浜FC戦を欠場したタイ代表MFスパチョーク(25)が久しぶりにピッチ上のトレーニングに参加。11日の広島戦(札幌ドーム)そしてその先に続く戦いに向け、全体練習へ早期合流を目指す。
広島戦での復帰を視野
横浜M戦後、クラブハウス内で別メニュー調整を行っていたスパチョークだったが、オフ明けとなったこの日からジョギングやパス練習などピッチ上の練習を再開した。「次に向けて準備していきたい」と10日後の広島戦での復帰を視野に入れている。
横浜FC戦ではメンバーを外れ、J1残留を決めたチームメートたちの奮闘をピッチ外から見守った。「やっと勝ち点3が取れて残留が決まったことで、今はチームの雰囲気ものびのびしている」と、ようやくつかみ取った残留でチーム内に安堵感が漂うことを口にするが、「監督からも残り3試合、継続して勝ち点3を取りに行こうと言われている」と気持ちを切り替えていく。
残り3戦「1桁順位に行きたい」
今季残り3戦に向け「今のチームの順位は真ん中ぐらい(13位)ですけど、できれば1桁順位に行きたい。そのためには勝利が大事なので、結果を残せるように頑張っていきたいです」と目標を語る。現在上位グループ9位に位置する川崎の勝ち点は43。勝ち点36の札幌が上回るには全勝が絶対条件となるだけに、白星を三つ並べるべくラストスパートをかけたいところだ。