ファイターズ
2023/11/02 18:40

スピードスター五十幡 荒木臨時コーチから盗塁の極意吸収「練習でチャレンジしていきたい」

荒木臨時コーチ(左)から走塁の指導を受ける五十幡(撮影・松本奈央)

エスコンでの秋季キャンプ第2日 元セ界盗塁王から金言 

 日本ハムの五十幡亮汰外野手(24)が2日、エスコンフィールド北海道で行われている秋季キャンプ2日目に、荒木雅博臨時コーチ(46)から走塁指導を受けた。かつてセ・リーグで盗塁王に輝いたレジェンドの金言を吸収。球界屈指のスピードスターは、一流のヒントが詰まったアドバイスに感謝し、来季の躍進を誓った。

ポイントはリード時の意識 自身と逆の発想に目からうろこ

 一塁付近でスタートの構えを取ると、少し後ろで見守っていた荒木コーチに声をかけられた。一つの参考材料として、盗塁の考え方や技術について話を聞いた。ポイントは、リードを取った際の意識だ。

 荒木コーチはけん制で戻ることを最優先に考えつつ、進行方向の右足に体重をかけるという。自身とは逆の発想だった。「荒木さんは頭だけ戻る意識。(戻る方に比重を置いて)8対2ぐらいだったらしいです。自分は7対3くらいで向こう(二塁)を意識する。そっちの方が多いと思う」

荒木臨時コーチ(右)から走塁の指導を受ける五十幡(左)

 

今キャンプで〝荒木流〟に挑戦 「そういう考えも面白い」

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