コンサドーレ
2023/11/02 20:00

札幌DF西野奨太「耐えた2年間をいい方向に」 前節リーグ戦約2年ぶり出場 残り3戦で積み重ね狙う

ミニゲームでプレーするDF西野(撮影・工藤友揮)

■11月2日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

横浜FC戦の後半41分から出場

 北海道コンサドーレ札幌は2日、7対7のパスゲームや8対8のミニゲームなどを行って調整した。10月28日の横浜FC戦(札幌ドーム、2〇1)で、後半41分から途中出場し約2年ぶりとなるリーグ戦出場を果たしたDF西野奨太(19)。久しぶりに味わったピッチに立つ喜びを糧として、残り3戦でさらに出場試合数の上積みを狙う。

「ミシャさんに感謝。すばらしい経験ができた」

 「今シーズンはベンチ入りできている中で出場できないことが続いていて。その間に長いケガをしてしまい『今シーズンも出られないのかな』と思いながらも、チャンスが来たときのために準備していたので、ミシャさんに感謝ですしヒリヒリした展開の中で出られたので自分の中ですばらしい経験ができたなと思っています」。J1デビュー戦以来となるリーグ戦のピッチに足を踏み入れた心境を語る。

ペトロヴィッチ監督(手前右)の目前でプレーするDF西野(中央)

 

アディショナルで突破許しピンチ

 MFルーカス・フェルナンデス(29)に代わって右サイドに入り試合を終わらせる役割を担ったが、CKから1点を返されると、後半アディショナルタイム3分には西野が相手のワンツーパスに翻弄され突破を許した。決められればJ1残留が持ち越しとなる決定的なピンチを招くが、GK高木駿(34)が体を投げ出しスーパーセーブ。「セットプレーで失点して、その後自分のところで突破されてピンチになったので大分ヒヤヒヤしましたけど、守ってくれた駿くんに感謝です」。反省すべき点もあったが、それ以上の失点を許すことなく勝利というミッションをきっちり達成した。

クラブ最年少出場記録を持つも、その後は…

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