【一問一答】万波 エスコンキャンプ切り上げ侍合流 「準備に対しての不安はない」
侍ジャパンの一員として「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」(11月16日~19日、東京ドーム)に出場する日本ハムの万波中正外野手(23)が4日、代表キャンプに参加するため、北海道を離れた。入団5年目の今季は25本塁打を放つなど大ブレーク。侍初選出を果たし、国際大会に挑む。一問一答は以下の通り。
―代表の試合に向けてコンディションは
「試合ができる体調にはなってきていると思います。あとは実戦で、打席でというところ。守備はキャンプでも十分できて、フェニックスでも就けたので、ある程度、投げる方は問題なくいけると思います」
―日本ハムの秋季キャンプはバッティング練習が少なかった。不安は
「いや、自分がしたい分は全体練習が終わった後のケージとかで、ちゃんとできている。全く準備に対しての不安はないと思いますね」
―自主的な打撃の練習はどんなことを
「とにかくシーズン中にやってきたことの継続と、その精度をより上げる。やっている内容は全然、変わらないです。基本、ティーですね。ティーとストレートマシンですかね。オフもシーズン中も僕の練習はほとんどそれなので。それを継続し、かつシーズン中以上に精度が上がって、成長できるようにという感じでやっていました」
―今回の侍ジャパンは若い世代のチーム。自分が先頭に立って
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
「そこまでまだ考えていないですけど、同級生も今回は多く選ばれていますし、WBCでは戸郷とか、まだ同い年なのに選ばれていました。そういう人たちに刺激をもらいながら頑張れたらいいなと思います」
―この時期まで試合が続くのは幸せ
「そうですね。ポストシーズンを見ていて、うらやましいなというふうに感じますし、試合があるだけで練習にも、より身が入るので。気持ち的にも中だるみすることもないですし、本当にいいですね。ありがたいです」
―たくさんのお客さんが来て仕上げは最高
「思ったよりはるかに多くの皆さんに来てもらって。距離が近すぎてアップが恥ずかしいなと思いながらやっていましたけど。アマチュアとの一番の違いはそこだと思うので、そうやっていろんな方が見に来てくれるのは幸せだなと思います。間違いなく、いつもの練習より緊張感を持ってやれたので、そういう意味で感謝しています」
―バックホームで歓声が上がっていた
「バックホームですか。すごい最初、びっくりしました。そんなに? ショートバウンドだし。ありがたいですし、自分の一つ注目してもらえるところになったのかなと。いろんな球場に行ってもライト前に来たりした時に歓声が上がったりして、変に暴投できないな、という気がしますし、いろんな意味でうれしさというか気が引き締まるというか、もっともっと自分の特長として他の人にはない精度と強さで投げたいな、とは思います」
―代表で打ちたい打順は
「特にないですけど、中軸を打てたらうれしいなとは思います。何とか試合に出たいというところですね、まずは」
―代表キャンプからバットでアピール
「攻守で。ちゃんと守れるなと思われるのが大事だと思うので。ピッチャー陣だったり、首脳陣に守備でまず信頼してもらえるようにという思いがある。打撃はそこからかなという気はしますけど」
―日の丸用の用具は作るか
「作っているんじゃないですか? グラブはそのままですけど、さすがに新しいので行けない思いがあるので。でも、それ以外は割とそうなるんじゃないですか?」
―代表選出後、井端監督と話は
「いや、全く。稲葉さんを通じていろいろ(聞きました)」
―中心選手として期待されているよう
「本当ですか? そう願います」