コンサドーレ
パリ五輪代表候補の札幌DF馬場晴也 「世間が『何で呼ばないんだ』ってなるぐらいのレベルにまで持っていければ」
■11月5日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
現在5試合連続先発フル出場中
前日にBTOP北海道との練習試合を行った北海道コンサドーレ札幌は5日、サッカーバレーなど軽めの調整を行った。練習試合でチーム3点目となるゴールを決めたDF馬場晴也(22)は、アジア大会参加のため欠場した試合を除くと現在5試合連続で先発フル出場中。一気にチームの主軸に成長した背番号3が、残り3試合でも猛アピールを見せて勝負の2024年へとつなげる。
練習試合で対外試合初ゴール
4日の練習試合では1本目にボランチとして出場し30分間プレーした。27分には自ら相手のボールを奪い、FW金健熙(28)とのワンツーパスから抜け出して相手GKと1対1の局面をつくり、右足できっちりゴールネットを揺らした。この得点は馬場にとって札幌加入後初となる対外試合ゴールとなった。「残り3試合、得点だったりアシストだったりでも勝利に貢献したいなと思っているので、そのきっかけになってくれればいいかなと思います」。今シーズンのラスト3試合に向け、さらに勢いを加速させるゴールとなりそうだ。
J1・J2合計リーグ戦66試合で無得点
プロ4年目、前節の横浜FC戦まででJ1・J2合わせてリーグ戦66試合に出場しているが、まだ得点はない。今季は主にボランチで起用され、10月21日のアウェー横浜M戦では後半アディショナルタイム3分に生まれたDF田中駿汰(26)のゴールの起点となるなど攻撃面でも見せ場をつくり出しているだけに、プロ初ゴールが生まれる日もそう遠くないことを予感させる。