コンサドーレ
スーパーセーブでJ1残留引き寄せた札幌GK高木駿 次節広島戦も「ゴールを守りきる」
■11月8日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
北海道コンサドーレ札幌は8日、10対10のパスゲームと11対11などで調整した。前節・横浜FC戦で後半アディショナルタイムにスーパーセーブを見せ、残留確定に貢献したGK高木駿(34)が札幌移籍後初対戦となる11日の広島戦(札幌ドーム、14時キックオフ)へ意気込んだ。
7試合連続フル出場中
今季途中加入で、現在7試合連続フル出場中の高木は「いつも通り自分たちがしっかりボールを持って攻撃し続ける。ボールを奪われた瞬間に、相手にカウンターされるリスクはあったとしても攻め続けなきゃいけない。その切り替えの全員の意識とか、守備の意識を大事に。最後、ゴールを守りきるってところを、しっかりやれたら」。5月19日の京都戦(2○1)以来となる2連勝を狙う。
横浜FC戦の後半アディショナルタイム4分
横浜FC戦では2-0で迎えた後半アディショナルタイム2分に、相手CKからのクロスに飛び出したが、パンチングは届かず失点。「追加点を決めることができていたら(勝敗が)決まった試合だった。なかなか決められずに失点してしまって相手に流れを渡してしまった」。
さらにピンチは続いた。その2分後、左サイドからゴール前へ低いクロスに飛び込んだ相手のシュートを、今度は高木が体を投げ出してスーパーセーブ。結果、勝ち点3をつかみ取り7年連続のJ1残留決定を大きくたぐり寄せた。「前半からいい形で自分が防ぐこともできてたんで、自然とよく体が動いたかなって感じ。体張って止めれたんで、あそこは良かった。1失点がなければかなりパーフェクトに近い試合だった」と振り返った。