ファイターズ
2023/11/09 19:55

守護神・田中正義が〝ジャイロフォーク〟に挑戦中 かつて習得を目指していた上沢も興味津々

ブルペンで投球する田中正(撮影・松本奈央)

■秋季キャンプ(11月9日、エスコンフィールド北海道)

ブルペンで約30球 空振りが取れる魔球習得へ

 今季、守護神を務めた日本ハム・田中正義投手(29)が9日、エスコンフィールド北海道で行われた秋季キャンプでブルペン入り。〝魔球〟ジャイロフォークの習得に取り組んでいることを明かした。

 今キャンプ初となるブルペンでの投球練習。捕手が中腰に構える中、「ジャイロ!」と予告する一幕もあるなど約30球を投げた。ソフトバンクから新加入した今季は47試合に登板し、25セーブをマーク。抑え継続へ意欲を見せる来季に向けて、空振りを奪えるフォークの精度向上が課題となっている。

ブルペンで握りを見せる田中正

 

「しっかり落差を出せるように」握りを変更

 従来のものから握りを変え、「ジャイロ(回転)になるように。しっかり落差を出せるようにっていう感じですね。スピードも落差も両方欲しいし、あとはしっかり腕を振りたいという思いがある」と意図を説明。キャッチボールやブルペンで試投を繰り返し、「落差も出ているので、良い方向に行っていると思います」と手応えを口した。

ブルペンで投球する田中正

 

上沢と魔球談義 今オフから〝新兵器〟も導入

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