コンサドーレ
【プレーバック】J1第32節 札幌0-0広島(11月11日、札幌ドーム)
両チームGKが好プレー連発 スコアレスドローで勝ち点1を分け合う
北海道コンサドーレ札幌はサンフレッチェ広島とホームで対戦し、0-0で引き分けた。ともに3-4-2-1のフォーメーションで行われたミラーゲーム。前半から互いに攻守の切り替えが速く、札幌は相手DF裏のスペースを狙った攻撃や、カウンターからの攻撃を仕掛けるが、広島の帰陣が速く、なかなか攻め込めない。それでも巧みなパスワークから札幌が優位に試合を進めていくと、24分にFW菅大輝(25)がゴール前の混戦からこぼれたボールをペナルティーエリア外から左足でグラウンダーの強烈シュート。29分にはMF青木亮太(27)がエリア内の混戦の中から2度シュートを放ったが、日本代表GK大迫のビッグセーブに阻まれて惜しくも得点とはならなかった。
後半に入り、前半アディショナルタイムのシュート1本に抑えられていた広島も攻勢を強める。しかし、札幌は自陣のDF裏へのボールや、ショートカウンターからのラストパスに3バック中央のDF岡村大八(26)がうまく対応し、決定機をつくらせなかった。GK高木駿(34)もDF裏へのロングパスに素早く反応。37分、38分と立て続けに自陣ペナルティーエリアを果敢に飛び出して行ってヘディングでクリアした。飛び出した後の無人ゴールにロングシュートも浴びたが、微妙に右に逸れて何とか難を逃れた。
試合終盤のアディショナルタイムはオープンな展開となってカウンターの応酬となったが、互いの守備の集中力は切れることがなかった。札幌もゴール前までボールを持ち運んでチャンスをつくったが、元日本代表DF佐々木翔、塩谷司の好守備に阻まれ、そのままスコアレスドローで試合は決着。勝ち点1を分け合う結果となった。
試合詳細はコチラ
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