ファイターズ
新庄監督 紅白戦MVPに生田目を選出「来年は先発で調整してもらいたい」
本番さながら1万6700人が来場 MVPは生田目
日本ハムは11日、エスコンフィールド北海道で紅白戦を行った。新庄剛志監督(51)の発案で、秋季キャンプ中に行われた異例の実戦は、0ー0の引き分けで決着。指揮官は、このゲームのMVPに白組先発の生田目翼投手(28)を選んだ。
1万6700人の観衆が詰めかけた新球場のマウンドで、5年目右腕が躍動した。生田目は一回、清宮、郡司から連続三振を奪う絶好のスタート。二回は1死から石井を四球で歩かせたが、注文通りの二ゴロ併殺でピンチの芽を摘んだ。ファイターズガールが舞い踊り、大型ビジョンも稼働したシーズンさながらの環境の中で、大きなアピールに成功した。
アピール成功の5年目右腕 「良い締め方で終われた」
「緊張は多少していました。ブルペンが全然、良くなかったけど、バッターが立って、何となく冷静に見られたかなと思います。投げる前は静かな独特の空気感で気まずいと思ったけど、良い締め方で終われたので良かったです」