大学・社会人野球
北海道ガス全国初白星狙う 都市対抗野球
創部4年目で都市対抗野球(28日開幕、東京ドーム)に初出場する北海道ガスの中林健吾主将(25)らが2日、札幌市を表敬訪問。秋元克広市長(65)から激励を受けた。1回戦(29日)の相手は昨年4強の強豪・セガサミー(東京)。中林主将は全国初白星、さらには、あと2勝に迫った道勢100勝達成を目標に掲げた。
北海道ガスが歴史をつくる。中林主将は「最大の目標としている大会。一戦必勝でまずは初戦突破を目標に、北海道、札幌の代表として挑みたい」と初陣1勝を誓った。さらに「道勢通算100勝も早く達成したいと思っているので、そこも目指したい」。節目の勝利も視野に入れる。
本大会には、全国に5つあるガス会社の野球部が初めて出揃う。「自分が1年目の時には5社で交歓野球大会とかがあった。親交のあるチームも多い。最初に出てくる僕たちが勝って、いい流れをつくりたい」と意気込んだ。
初出場した今年6月の日本選手権では1回戦で東邦ガスに1―2と惜敗した。今大会に向け、JR北海道クラブ、室蘭シャークス、航空自衛隊千歳から3人を補強。順調に調整を続けている。「自分たちの力がどれくらいなのか試せるのはすごい楽しみ」。強豪相手にも臆せず、若さあふれるプレーで立ち向かう。
(西川薫)