ファイターズ
2023/11/13 16:00

《荒木大輔のズバリ解投》特別編 「大ちゃんフィーバー」以前にリトルリーグ世界一 原点の少年野球を語る

常に第一線で活躍 子どもたちや若手プロ選手にエール

 早稲田実業時代に甲子園を沸かせ、全国に「大ちゃんフィーバー」を巻き起こした荒木さん。小学6年時にはリトルリーグの大会で日本一に輝き、ワールドシリーズ(世界大会)でも優勝を成し遂げている。プロ入り後はヤクルトで2度、開幕投手を務め、1987年には2桁10勝もマークした。現役引退後は日本ハムで投手コーチを務めるなど指導者としての経験も豊富。野球人生において常に第一線を走り続けてきた。原点とも言える少年野球時代を振り返りながら、子どもたちやプロの世界でもがき苦しむ若手にエールを送った。

※荒木大輔さんが高校野球をテーマに語り尽くす『荒木大輔チャンネル』はコチラ

4つ上の兄を追って野球の道へ

 私が野球を始めたのは小学2年の時。8歳でした。兄2人が調布リトルでプレーしていたこともあり、自然と私も入団した。当時は何をするにも4つ上の次男の背中を追った。「自分も同じユニホームを着てプレーしたい」という一心だった。

まずは野球の楽しさを 褒めることも大切

 生まれた時の体重は4000グラム弱。体格に恵まれていた。野球や遊びの相手は兄と、その友人たち。同級生に比べ、上達するための環境が整っていた。何よりプレー自体が楽しかった。やはり、楽しくなければ続かない。

 だから、特に少年野球の指導者には伝えたい。勝敗や技術指導は大切だが、まずは野球の楽しさを教えてあげてほしい。頑張った時には思い切り、褒めてもらいたい。

人生初打席で三塁打を放った伊東勤氏も賛同 

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