ファイターズ
ドラ1左腕の東洋大・細野晴希 入れ替え戦でまさかの二回途中ノックアウト
先発もわずか1回⅔で降板 チームも引き分け
日本ハムからドラフト1位指名された東洋大の細野晴希投手(21)が12日、神宮球場で行われた駒大との東都大学野球1、2部入れ替え戦に先発し、1回⅔を1失点で降板した。立ち上がりから制球が定まらず、2安打4四死球。勝てば1部残留が決まる一戦で、本領を発揮できなかった。
試合は東洋大が三回までに5点をリードするも、終盤に追い付かれ引き分けに終わった。東洋大の1勝1分となり、勝負は13日の第3戦にもつれ込んだ。
立ち上がりから露呈した制球難
冷え込んだ東京の気温と同様に、ドラ1左腕の調子は最後まで上がらなかった。一回、先頭に死球を与えると、続く打者も四球で歩かせ、いきなり無死一、二塁。このピンチは無失点でしのぎ、ガッツポーズも飛び出したが、見せ場はここだけ。二回も2四球などで2死満塁とされ、早々に降板を命じられた。その後は悔しさを胸にしまい、ベンチで必死に声を出して仲間を鼓舞したが、チームの勝利には届かなかった。