コンサドーレ
2023/11/14 18:00

《平川弘のCool Eye》深井が戻って来られるよう、札幌は強いチームになっていなければ

 

 難敵・広島とのゲームは0-0のドローに終わった。お互いに3-4-2-1の並びで指揮官もドイツ語を話すなど興味深いミラーゲームだった。

駒井がマークにあった分、青木が起点に

 札幌は前節の横浜FC戦同様にMF駒井、浅野、青木を前線に並べる0トップ。横浜FC戦では駒井が巧妙にくさびを受けてビルドアップがうまく流れただけに、広島の強力3バックに対してどこまで起点をつくれるかがポイントだった。お互いに激しいプレスで潰し合い、駒井は横浜FC戦ほどの起点をつくれなかったがショートカウンターで広島ゴールに迫った。駒井がマークにあった分、シャドーの青木が起点となることが多かった。やっとコンディションが上がり、ボールを受けられるようになった青木。GK大迫に止められたがフィニッシュに顔を出せるようになったのは、MFスパチョークがフィットしてきたのと同様に明るい材料だ。

浅野には絶対やらせない広島の気概を感じた

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい