大谷は２年ぶり２度目「栗山監督と受賞できたのも嬉しく」

　プロ野球の発展に最も貢献した監督や選手に贈られる「正力松太郎賞」が１４日に発表され、侍ジャパンの監督として２０２３ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）優勝に導いた日本ハムの栗山英樹プロフェッサー（６２）と、同大会の胴上げ投手で、所属する米大リーグ・エンゼルスでは日本人選手初の本塁打王に輝いた大谷翔平（２９）が特別賞を受賞した。２人はＮＰＢエンタープライズを通じて、下記の通りコメントした。

■栗山英樹プロフェッサーのコメント
「栄誉ある賞をいただき、こんなに幸せなことはありません。一緒に戦った選手とスタッフ、すべての人に感謝いたします。ダルビッシュや正尚（吉田選手）、そしてともに今回受賞した翔平（大谷選手）らメジャーの選手が大変なスケジュールの中で尽力してくれたこともあり、多くの人に感動を与えることができたのであればうれしいです。これからも日本野球の発展のために力を尽くしていきます」

■大谷翔平のコメント
「今シーズンの成績と、ＷＢＣの優勝も評価いただき、２年ぶり２度目の正力松太郎賞の特別賞を受賞できて光栄です。また前回受賞時と同様にファイターズと日本代表でご一緒した栗山監督と受賞できたのも、嬉しく思います。来シーズンも引き続き応援をよろしくお願いします」