【一問一答】ドラ3宮崎が推定5000万円で仮契約 プロでの戦いに備え「打撃フォームを一からつくり直したい」
日本ハムからドラフト3位指名を受けた山梨学院大の宮崎一樹外野手(22)が14日、同大で球団と仮契約を結んだ。年俸は900万円、契約金は5000万円(金額は推定)。宮崎と大渕GM補佐兼スカウト部長の一問一答は以下の通り。
■宮崎の一問一答
―仮契約を終えた気持ちは
「学生のうちは、自分がお金を払って野球をやりますが、(プロは)野球をやる形が違う。これからは自分自身で高めていかないといけないので、本当に気が引き締まる。少しでも長くやりたいなと思いました」
―大渕GM補佐兼スカウト部長とはどんな話を
「これからは、個人事業主というか、学生ではないので、自分自身でいろいろなことを決めていかないといけない。自覚を持って人の模範になれるような選手になるという話をしました」
―プロに入る実感は
「この前までは学生野球に集中していた。それが終わって、ここから1月の合同自主トレまでそんなに時間がないけど、そこまでしっかり準備していきたいなと思います」
―色紙に「開幕一軍」と抱負を書いた。思いは
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「プロ野球選手はやっぱり1軍の人たちがテレビに映ったり、ファンの方が見るのは1軍の試合だと思う。やるからにはそこを目標にしていかないといけないので、まずはそこを目指して頑張っていきたい」
―将来はどんな選手になっていきたいか
「新庄監督のような。自分自身も右投げ右打ちの外野手ですし、スローイングが持ち味だと思っている。新庄監督のプレーを実際に生で見たことはないけど、レーザービーム集だったり、そういうものを小さい頃からYouTubeで見たりしていた。そういう監督の下でやれるのはすごいうれしいですし、夢を与えられるような選手になりたいなと思っています」
―開幕1軍に向けてどう取り組むか
「強みはスピードとか守備だと思うけど、外野手というポジションなのでバッティングは特に重要視される。プロのピッチャーをイメージして、今までよりも、もっといろいろ考えて臨まないといけないと思うし、バッティングをもっともっと高めて、1、2月を迎えたいなと思っています。ちょうど大学野球のシーズンも終わって、試合もない時期なので、打撃でも思い切った変更というか、打撃フォームも一回、一からつくり直していきたいなと思っている。ある意味、いろいろ試せる時間なのかなと思っているので、しっかり向き合って取り組んでいきたい」
―両親から伝えられたことは
「本当にずっと応援してくれていて、うまくいかないときでもずっと信じてくれていました。その分、親は結構、自分のことを現実的に見てくれているので、厳しいことを言われたりもしますけど、それでも最終的には信じてくれているので、その期待を裏切らないように頑張りたいなと思っています」
―大渕GM補佐兼スカウト部長から言われて印象に残っていることは
「自分自身で、野球ができる環境を整えなさいって言ってくれた。プロの世界はいろいろあるじゃないですか。本当に野球に取り組める環境を自分自身でつくることがすごい大事だよと。うまくなるために、活躍するためにどうしたら良いかということを言っていただいたので、その言葉を忘れずに今後もやっていきたい」
■大渕GM補佐兼スカウト部長の一問一答
―宮崎と話した内容は
「プロ野球選手としての考え方というか、意識みたいなことを話しました。レギュラーを狙うためには、とにかく打撃の向上が必須だということを言いました」
―球団として期待するところは。どんな選手になってほしいか
「早くレギュラーとして、三拍子揃った選手として活躍してほしい。とにかく三拍子揃っているということが大事だと思います。あとは性格的にも人懐っこそうなので、活躍すれば、人に好かれる選手になるんじゃないかなと思います」