コンサドーレ
2023/11/15 21:00

【赤黒戦士、シンジを語る】③DF西野奨太 25歳下の自分にもいろんなことを気に掛けてくれた

今季限りで現役を引退するMF小野について証言したDF西野(右)

親子ほどの年齢差があるチームメート

 北海道コンサドーレ札幌の選手たちが語ってくれた証言から〝天才〟MF小野伸二(44)の素顔に迫る特集「赤黒戦士、シンジを語る」第3回は、現チームの最年少プレーヤーであるDF西野奨太(19)。25歳年上と、親子ほどの年齢差があるチームメートの姿は、西野の目にどう映っていたのだろうか。

小野が札幌に加入した時に見た動画で その存在を認識

 西野がこの世に生を受けた2004年。「(プロになる前は)あまりサッカーを見てこなかったので、正直、伸二さんという存在をあまり知らなくて。(14年に)札幌に初めて来たときに、小野伸二さんってどういう選手なんだろうと思って動画を見たりして、そこで知りました」。生まれる前に小野はすでに2度のW杯出場を果たし、オランダの強豪フェイエノールトでの大活躍していたが、物心ついたときにはおそらくもう過去の話。14年はブラジルでW杯が行われており、日本代表は長谷部誠キャプテンを筆頭に、本田圭佑や長友佑都、香川真司らが活躍していた。世界的にも「シンジ」といば、香川や岡崎慎司の名前が先に思い浮かんだ時代だ。当時10歳だった西野にとっても当然、〝アイドル〟はその時代の日本代表だったことだろう。

日本を代表する選手に間違ったイメージ

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