【一問一答】トライアウトを受けた元日本ハムの高山優希 最愛の妻に感謝「まだできるの一言で、もう一度挑戦しようと」
22年シーズンまで日本ハムに在籍した高山優希投手(25)が15日、千葉・鎌ケ谷でトライアウトを受験した。打者3人と対戦し、三塁打、空振り三振、空振り三振。一問一答は以下の通り。
―マウンドに上がった瞬間の心境は
「1年ぶりだったんですけど、自分が思っているよりも感覚が残っていた。その中で、思っていた以上の結果が出たので良かったです」
―登板内容で良かったところは
「ストライク先行で勝負できたところが一番良かったかなと思うんですけど、先頭を追い込んでから、どうしてもストライクがほしくて腕の振りが緩んで、それをしっかり持って行かれたので、そこは反省点かなと思います」
―緊張は
「投げる前の方が緊張したんですけど、マウンドに上がってからは思っていたより、しっかり体が動いて、緊張なく投げられました」
―久しぶりの鎌ケ谷はどうだったか
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「良かったですね。声援もすごい聞こえていたので、その中でしっかりと投げることができて良かったです。マウンドも投げやすかったですね」
―応援しているファンも多かった
「そうですね。そういう人たちに、しっかり1年間やってきた姿を、ここで見せることができたかなと思います」
―日本ハムを離れてからの1年間はどう過ごしてきたか
「7月末に大阪の独立リーグ(堺シュライクス)でやらせてもらうようになるまでは、ずっと1人で練習していたので、孤独でしたし、自分で気持ちを入れて毎日やることが大変でした。でも、野球に打ち込んで、野球と向き合えて、自分と向き合えて、すごく充実した1年だったかなと思います」
―一番、感謝したい人は
「やっぱり、一番は妻ですかね。きょうも見に来てくれています。本当に、野球を諦めよう、引退しようと思っていたところで、『まだできる』って言ってくれた。その一言で、もう一度挑戦しようと思ったので、妻に感謝したい。独立リーグのチームの方だったり、いろいろな方に応援してもらって、支えてもらってできた1年間だったので、本当に感謝しています」
―今後は
「基本はNPBに復帰することを一番の目標にやっていたんですけど、社会人だったり、(新規参入する)新潟や静岡からも話があれば、家族と相談して決めていければと思っています」