【一問一答】トライアウトを受けた姫野優也 3者連続四球に「きっぱり諦められます」
日本ハムから戦力外通告を受けた姫野優也投手(26)が15日、千葉・鎌ケ谷で12球団合同トライアウトを受験した。打者3人と対戦し、最速151キロを計測したものの、3者連続四球だった。一問一答は以下の通り。
―マウンドに上がった時の心境は
「すごく緊張しました。いつもと違う緊張がありました。シーズンの試合とはわけが違いましたね」
―結果を振り返って
「これが僕らしいなと思いましたね、最後に。きっぱり諦められますし、全然未練はないです。らしいなの一言に尽きますね。内容が内容なので、夜になって一人になったら、うわーってなるかもしれないですけどね。初めてオープン戦で投げた時もこんな感じでしたし、らしいですよね」
―『姫ちゃん、姫ちゃん』という声援も飛んでいた
「そうですね。たくさん温かい言葉をいただいたので、ちょっと感極まりそうになっちゃいました。本当にうれしかったですし、やって良かったなって思いました」
―ご両親が来ていた
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「はい。お疲れさん、よくやったって言われました。はるばる大阪から来てくれたので、ありがとうと伝えました」
―今後は、NPB以外も考えているか
「そこは考えていなかったです。NPBのどこかに引っかからなければ、きっぱり諦めます」
―戦力外を伝えられてから、きょうまでどう過ごしてきたか
「僕は真っすぐが速いイメージで見られていると思うので、絶対150キロは出したいなと思っていた。一回、鎌ケ谷でシートバッティングに登板させてもらった時は、142、3キロだった。ヤバいなと思って、もっとキレを出していかないとと思って練習してきて、きょう最後は151キロが出てくれたので、そこは良かったです。コントロールの部分はね、しょうがないです」
―感謝を伝えたい人は
「僕はやっぱり、中田翔さんですね。成績で恩返しすることはできなかったですけど、今後、野球をやめた後もつながっていくと思いますし、もしかしたら一緒にお仕事をするかもしれない。これからも心から尊敬できる中田さんに付いていくって決めているので、まずは中田さんに感謝したいです」
―トライアウトに向けて、アドバイスをもらったりは
「食事にも行きましたし、10、11月は結構、会いましたね。『受けるなら応援するし、最後やったらええ」って感じでしたね。きのうも電話しましたけど、悔いのないようにって言ってもらいました」