高校野球
【プレーバック】明治神宮野球大会高校の部2回戦 作新学院2-1北海 ※延長十回タイブレーク(11月16日、明治神宮野球場)
タイブレークで敗れ、29年ぶりの神宮1勝ならず
13年ぶりの出場となった北海はタイブレークの末、2-1で作新学院に敗れ1994年以来の神宮勝利とはならなかった。北海の松田収司投手(1年)と作新学院の小川哲平投手(2年)の両先発が投手戦を演じた。松田が9回122球7安打無失点と好投すると、小川も9回119球3安打無失点と譲らなかった。
9回では決着が付かず、延長タイブレークに突入。十回表、北海は押し出し死球による1得点のみに終わり、その裏2点を奪われサヨナラ負けした。金澤光流主将(2年)は「松田がすごく粘ってくれた。打線の繋がりが足りなくてピッチャーを助けることができなかった。体が細いので、今まで以上にフィジカル面のトレーニングを増やして全国でも通用する打撃のチームになりたい」と、来春のセンバツに向けパワーアップを誓った。
■9回無失点と好投した北海の先発・松田投手
「いい経験になった。センバツに向けて、真っすぐの質と球速を鍛えたい。145キロが目標」