奈良間が合同自主トレで〝天然芝の極意〟学ぶ 広島・田中広輔から「感覚を聞きたい」
2年目の大ブレークへ 来年1月に沖縄で弟子入り
熟練の技を盗みに行く。日本ハムの奈良間大己内野手(23)が16日、鎌ケ谷で練習を行い、来年1月に沖縄で、広島の田中広輔内野手(34)、ロッテの中村奨吾内野手(31)らと合同自主トレを行うことを明かした。 同じ都内のジムをトレーニングで使用している縁があり、実績十分な先輩たちへの弟子入りが実現。「シーズンに向けて、まずは体力面を強化して、そこから周りに何年もやっている選手がいるので、技術を盗むというか、自分の技術を向上していきたい」と意気込んでいる。
マツダスタジアムの天然芝で培った熟練の守備盗む
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今季から本拠地となったエスコンフィールドは、内野に天然芝と土のエリアがあり、守備の難易度が高い。二遊間を主戦場とする奈良間にとって、天然芝のマツダスタジアムで長年、主に遊撃を守ってきた田中は、まさに手本となる選手。「マツダもエスコンと似ているので、広輔さんに(守備の)感覚を聞きたいです」と、自主トレ期間中に質問攻めにするつもりだ。
来季の打撃目標は 今季パ5位相当の「打率.280」
大卒1年目の今季は、65試合に出場して打率.243、2本塁打、15打点をマーク。一定の成績を残したものの、決して満足はしていない。来季の目標は「打率.280」。今季のパ・リーグでは5位に相当するハイレベルな数字を「一つのラインだと思う」と追いかけていく。
最下位からのリーグ優勝、日本一へ、二遊間の強化は必要不可欠。奈良間の成長に、かかる期待は大きい。田中や中村奨から一流の極意を学び、2年目の大ブレークにつなげてみせる。