日本ハムは２日、鶴岡慎也バッテリーコーチ兼捕手（４０）と村田透投手（３６）の退団が決まったことを発表した。２選手とも現役続行を希望している。
　鶴岡は球団を通じて「今回、現役を退いた場合のポストを打診してくれた球団には、すごく感謝しています。ただ、僕はまだ現役の火を消せていない。現役を続ける道を模索したいと思います」とコメントし、さらには「一度はファイターズを出て行った僕を札幌ドームで温かい拍手で迎えてくれた北海道のファンの皆さんと、全国のファンの皆さんには言葉にならないぐらい感謝しています。ここまで本当にありがとうございました」とファンに向けて、感謝の気持ちを述べた。
　１７年から日本ハムでプレーした村田は「なかなか期待に応えることができなくて残念な気持ちです。この先はまだ分からないですが、体は元気なので来シーズンもプレーできるように準備していきたいです。ファイターズファンの皆さま、５年間応援していただき、ありがとうございました」とコメントした。
 

■長谷川ら４選手に育成打診
　日本ハムは２日、千葉・鎌ケ谷の２軍施設で長谷川凌汰投手（２５）、田中瑛斗投手（２２）、樋口龍之介内野手（２７）、難波侑平内野手（２２）の４選手に対し、来季の支配下選手契約を結ばないことを通達をしたと発表した。４選手とも育成契約を打診されているもようだ。