大学・社会人野球
東農大北海道3年連続初戦敗退 石澤大和は集大成の4回⅓を2失点【明治神宮野球大会】
■明治神宮野球大会第2日(11月16日、明治神宮野球場)
▽大学の部1回戦 環太平洋大8-1東農大北海道 ※八回コールドゲーム
東農大北海道が16日の1回戦で環太平洋大に1-8の八回コールド負けを喫し3年連続の初戦敗退となった。先発した笠間稜世投手(3年)が2回⅔を4失点と序盤から相手に主導権を握られた。バトンを受けた石澤大和投手(4年)は4回⅓を2失点(自責1)と好投。しかし、相手に傾き続けた流れを引き寄せることはできず、相手投手陣の前に4安打1得点。6月の全日本大学野球選手権に続き、またも全国の舞台で白星を挙げられなかった。
石澤「自分的には後悔のないピッチングができた」
悔いの残らないように左腕を振った。三回2死三塁の場面でマウンドに上がった石澤は、迎えた打者に左越え二塁打を浴びたものの、次打者を三振で切り抜け波に乗った。降板した七回まで1安打1四球。失策も絡み2失点を喫したが、清々しい表情だった。大学野球最後の登板を「4年間全てを出し切ろうと思っていた。自分的には後悔のないピッチングができた」と振り返った。