【一問一答】5年ぶり復帰の鍵谷 中島、伏見、谷内コーチら同学年の存在に「心強いです」
日本ハムと育成契約を結んだ鍵谷陽平投手(33)が19日、鎌ケ谷で会見を行った。背番号は「130」。一問一答は以下の通り。
―(冒頭あいさつ)
「このたび、北海道日本ハムファイターズと育成契約を結ばせていただくことになりました。また北海道に戻ってきて、チームにしっかり貢献できるように頑張っていきたいと思います」
―19年途中に巨人へ移籍し、5年ぶりの古巣復帰。今の気持ちは
「5年たって選手も替わっているので、新鮮な気持ちです。きょうは何人かの選手にあいさつしました」
―日本ハムからオファーをもらった時の心境は
「うれしかったです。なかなかこういうこともないので。また野球を続けられる。育成の契約ですけど、そこでしっかり結果を残して支配下に上がれば、また1軍のマウンドで投げられるチャンスがある。チャンスをいただいたと思って、自分のポジションを上げて貢献できるようにしたい」
―地元・北海道のファンへ
「今は北海道に住んでいないので、どう思われるかなと思っていました。(チームに)入っただけじゃなくて、しっかり貢献して初めて喜んでいただけると思う。エスコンのマウンドで投げているところを北海道の皆さんに見ていただけるように、しっかりやっていきたい」
―日本ハムのメンバーとは話をしたか
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「きょうは育成対象選手が練習していたので、一通りあいさつをさせてもらったのと、(松本)剛…、(選手)会長が来ていたので。会長とは最近、用事があって連絡を取っていて、19日に行くわ、という話をしていた。剛…、会長とは結構、話をしました。あとは堀ちゃんとか、上原と、スタッフの方、コーチの方、浦野さんとか」
―会長から、ありがたい言葉は
「会長からは、『だいぶチームが変わっているので、何でも僕に聞いてください』というお言葉をいただいたので、しっかり頼っていきたいなと思います」
―前に所属していた時と比べて、チームの印象は変わったか
「まあ、そうですね。前とはちょっと違うかなと思いますけど、それでもファイターズはファイターズなので、変わらないところもちゃんとあると思いますし、そこはしっかりと僕が適応していきたいと思います」
―単身で北海道に行くのか
「育成なので、まずはこの鎌ケ谷でしっかり結果を残さないといけない。それを考えた時に、まずはこっち(関東)に住んで。あっち(北海道)にも寮があるので、もし1軍に上がれたら、寮に入ってしっかりやりたいなと思います」
―育成からのスタート。この先はどういう道を描いているか
「ジァイアンツを戦力外になった立場ですので、そこは育成契約だろうが何だろうが、僕が選べる立場ではない。しっかりとオファーをいただいたところで頑張るのが一番。育成でも契約していただかない限りは、1軍のマウンドに上がる権利がないので。まず、そこには立てたので、そこからは自分の努力と結果次第でどうにでもなる。それがもし、かなわなかったら、自分の努力不足、実力不足ということで、スッパリまたクビになる時なので。そこは本当に今後、結果次第かなと思います」
―エスコンの印象は
「本当に素晴らしい球場。映像とかでしか見たことがないですけど、すごいいい球場だなと思いますし、雰囲気だったり、周りの環境だったり、というのはやっぱり魅力的な、今までの日本にはない造りというか、雰囲気なので、すごく楽しみです。あそこに上がることを一つ、目標にしていかないといけない。年齢も年齢なので、あそこを目標に、というだけでは足りないので、取っていただいたからには、優勝に貢献できるようなパフォーマンスを出していかないといけないなと思います」
―新庄監督のイメージは
「セ・リーグとパ・リーグで対戦経験も少ないですし、監督としての印象というよりも、僕が中学生、高校生の時にファイターズが北海道に来て、その時に、当時は新庄選手が北海道に来てくれて、北海道の野球を盛り上げてくださった。僕ら野球少年は本当に、それまではプロ野球は遠い存在だったんですけど、新庄さんのおかげで、すごく身近というか、僕ら道産子がプロを目指せるというか、目指したいと思えるようなチーム、ファイターズというのを僕らに印象付けてくれたので、そこに本当に感謝しています。選手として見ていた方と、今度は監督と選手という立場でまた一緒に、同じチームでできることが光栄ですし、しっかりと監督が求めることをやっていきたいと思います」
―エスコンフィールドに行ったことは
「まだ行ったことないです。なかなか北海道に帰れていないので。試合も、オープン戦も交流戦もなかったので、帰れていないですね。そこのマウンドをなるべく早く目指して、まずはそこですね」
―中島、伏見ら同い年の選手と連絡したりは
「(中島)卓とは、ちょくちょく連絡を取っています。(伏見)寅威も決まった時に連絡をくれて、待っているよって言ってくれたので、同級生がいることは心強いです。(同い年の)谷内(内野守備コーチ)もいるので。一緒にいい方向にいければなと思います」
―オフの自主トレは
「基本的に年内は鎌ケ谷です。1月からは沖縄に行って、暖かいところで自主トレをやろうかなと思っています」
―誰とやるか
「(中大の先輩でロッテの)沢村さんとやると思います。去年また一緒にやりだしたので」