【一問一答】3安打〝猛打賞〟でベストナインの万波中正 大会MVPに挙げたのは…
■アジアプロ野球チャンピオンシップ
▽決勝 韓国3ー4日本 ※延長十回タイブレーク(11月19日、東京ドーム)
日本ハムの万波中正外野手(23)が19日、韓国との決勝に「6番・右翼」で先発出場。打っては3安打を放ち、守備では自慢の強肩を披露した。今季プロ5年目でブレークを果たしたスラッガーが持ち味を存分に発揮し、日本の大会2連覇に貢献。ベストナインにも選出された。試合後の一問一答は以下の通り。
ー3安打を放ち、チームの勝利に貢献した
「本当に良かったなと思いますし、こういう決勝の一発勝負の負けられない試合で結果を出せた。自信にもなるし、うれしく思います」
―独特の雰囲気があった日韓戦
「そうっすね。何だろう。あんまり緊張とかしていない。打席も守備も楽しめていたのかなと思います。最後(延長十回)の申告敬遠の時の声援もすごかったので、本当に楽しませてもらいました」
―全試合にスタメン出場し、結果を残した。自信になったか
「そうですね。やっぱり、あらためて自分が去年のオフからシーズンかけてやってきた取り組みについて、自信がつきましたし、さらに自分の練習の背中を押せるような結果になりました」
―手応え感じた部分は
「この前の韓国戦(17日の1次リーグ)のホームランは試合が動かない中で、1球で仕留められて、展開としてもバッティングのクオリティーとしてもいいんじゃないかなと思います」
―新生ジャパンで打線の中軸を担った
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「本当、仲良くて、みんな若いので活気があるというか、元気なチームだったと思います」
―自身初の日本代表入り。日の丸の意義をどう感じた
「当然プレッシャーもありますし、同時にとても光栄なこと。緊張と興奮が入り交じったすてきな体験させてもらいました」
―今後にどう生かしたいか
「本当にポストシーズン、僕は経験ないんですけど、こんな感じの雰囲気だとあらためて感じた。そういう試合をやっぱりしたいなと強く思いました。同時に自分の野球や技術に対して少し自信を持てる大会になったので、ここから練習を積み重ねて来年はチームのAクラス、優勝というところにいける一年にしたいです」
―今後、日本代表でのビジョンは
「どうだろう…。ずっと目指していますし、この大会に選んでいただいた時点で第一歩と自分では位置付けして、この大会に臨んだので、ここから来年のプレミアだったりWBC、オリンピックに常に絡んでいける選手になりたいです」
―国際大会の難しさは
「初戦とか。テレビで見ていて、重たい試合になることが多いなと思っていた。実際、自分が渦中にいて、あらためて感じましたね。最初の一本が相手にファインプレーされたりすると、次の一本は出ないので、そういう状況を打破できる選手になりたいです」
―自身以外でチームのMVPを挙げるなら
「根本じゃないですか。すごかったです。2試合とも流れを完璧に止めて、もちろんいいピッチャーだとは思っていた。若いメンバーで結構、試合に出ている人が来る中でも、すごいピッチャーだと感じたので。本当、根本がMVPじゃないですか」
―根本のピッチングはいつもと違ったか
「イニングも短かったので、球も速かったし、インサイドワーク、インコースのストレート、みんなのけ反ってストライクを取られていたので、コントロール、変化球、全部すごかったなと思います」
―試合後、何か声をかけたか
「いや、いつも通りでしたよ(笑)さすがっす」
―同世代の選手が多く、刺激になった
「楽しかったっす。はい。本当、刺激的でした。普段、関わることがない同級生なので、セ・リーグ、パ・リーグに分かれていて、すげえヤツいっぱいいるなと思いました」
―バッティングの話をしたり
「意外にしていないですね、同級生とはあまりしてない。森下(阪神)とはしましたけど。左バッターも多かったので」
―オフはどのように過ごす
「やりたいことがいっぱいあるので、はい。お金と時間をかけて成長できるようにしたいです」