【一問一答】ルーキー金村尚真 初の契約更改 侍で大活躍した仲の良い根本に抱いた感情は
プロ1年目のシーズンを終えた日本ハムの金村尚真投手(23)が21日、エスコンフィールド北海道で初の契約更改交渉に臨み、100万円アップの年俸1200万円(金額は推定)でサインした。今季、先発で2勝を挙げた有望右腕は、親しくしている根本悠楓投手(20)の侍ジャパンでの活躍にも刺激を受け、来季のローテーション入りに意欲を見せた。一問一答は以下の通り。
【日本ハムの契約更改一覧:11月21日時点】
―サインは
「はい、しました」
―初の契約更改を終えて
「すごく緊張したんですけど、しっかり自分自身、振り返ることができたので、すごくいい時間だったんじゃないかなとは思います」
―球団からどんな話があったか
「今年、けがをしてしまって、なかなかチームの勝利のためには活躍できなかった。それを踏まえてしっかり来年、活躍できるようにやっていこうっていう話をしてもらいました」
―あらためて今季を振り返って
「開幕3戦目に投げることができて、最初はローテーションに入ることができたので、スタートとしてはすごく良かったんじゃないかなとは思うんですけど、そこから勝利も挙げて…でもやっぱりけがをしてしまって。中盤、終盤というのは、全く投げることができなかったので、すごくダメだったとは思っている。しっかり来年に向けて、けがしない体づくりを、このオフでやっていければ」
―手応えもつかんだのでは
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「試合を通して通用するなという部分では、真っすぐだったり、変化球だったり。それを感じた部分もあるので、来年も引き続きやっていけるように。さらにレベルアップして、今年は2勝することができたので、来年はそれ以上、絶対しないといけない。それを目標にして頑張っていきたい」
―来春のキャンプインまでに取り組むことは
「今年いっぱいは体づくりを優先して、1月から技術面でどんどん向上していければいいかなって思ってます」
―来年の目標は
「来年は本当に1軍でしっかり活躍して、2桁勝てるように。まだ、新人王の資格があるので、取れるようにやっていきたいなと思います」
―けがしない体をつくる上で心がけることは
「技術面に走ってしまって、ウエートとかも全然できていなかったですし、走り込みもできなかった。それらを重点的にやっていければ」
―体重は増やすか
「体重を増やすというより、筋力を増やしたい。しっかり体脂肪を落として、筋力を増やすように今、考えています」
―下半身中心のトレーニングが多くなるか
「いや、上半身も。プロに入って上半身をやるようになって、球速も伸びてきてるので、もう一回やっていけたら」
―フェニックス・リーグで手応えは
「フェニックスではしっかり課題を持ち、いい結果を残せたんじゃないかなと思う。ある程度、手応えは感じます」
―先発陣では上沢がメジャーに移籍する可能性がある
「いいピッチャーはたくさんいますし、その中でもやっぱり負けたくないという思いは強くあります。上沢さんが抜けるのであれば、穴を埋められるぐらいの選手になりたいというのは思っている。そのくらいの意識を持って、オフは取り組んでいけたら」
―仲の良い根本がジャパンで活躍した
「僕もテレビで見ていましたし、あらためてすごくいいピッチャーだなと感じた。すごく応援する気持ちもあるんですけど、悔しいという気持ちもあった。年下なので、年下には負けたくないなという思いはある。仲間としてチームの優勝のために頑張るのは、もちろんなんですけど、根本だったり、ほかの先発陣に負けないようにと思っている。…ちょっと悔しかったですね」