レバンガU18のPG阿部竜大 ユース育成特別枠でB1リーグ戦出場へ 目標はPG寺園脩斗
北見市出身の道産子PG U18から2人目の登録
B1レバンガ北海道は11月21日、U18でプレーする道産子PG阿部竜大(たつひろ、北海道文教大附高2年)が昨季から導入されたユース育成特別枠でトップチームに登録することを発表した。2年連続のSF内藤輝悠(同3年)に続いて2人目。手続きが順調に進めば、最短で12月30日の富山戦(札幌・北海きたえーる)からの出場が可能となる。
「少しでもチームに貢献できるように」
U18の2期生から、初のトップチーム登録者が誕生する。北見市出身の道産子PGは「プロという貴重な経験ができるのも、折茂さんをはじめとする関係者、チームメート、そして一番近くで支えてくれた両親のおかげ。このプロという舞台で経験ができることに感謝して、しっかりとレパンガ北海道の一員として、少しでもチームに貢献できるように頑張っていきたい」と声を弾ませた。
武器はスピードで切り裂いていくドライブ
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同U15でプレーしていた中学3年の2月には飛び級でU18に登録。「武器はスピードで切り裂いていくドライブや、そこからのアシスト。コートに立てる機会があれば、最大限にパフォーマンスしたいと思いますし、そのために日々の練習、努力が大事になってくる。そこをしっかり怠らず、自分の成長につなげていければいい」と、トップチームでの練習でしっかりとアピールする。
寺園から直接アドバイスも
憧れの選手はトップチーム所属のPG寺園脩斗主将(29)。今年7月の練習参加の際には、直接アドバイスを受けた。「ガードとしてゲームコントロールもすごく上手。ドライブで点数も取れて、視野も広く、非常にアシストも上手で、自分の尊敬している選手でもあり、憧れている選手。まずは寺園選手と一緒にプレーができるという貴重な経験があるので、寺園選手に学びながら、自分の成長につなげることができるようにどんどん吸収していけたら」。最短では12月30日から出場が可能で、阿部の誕生日は直前の同24日。6日遅れの誕生日プレゼントは〝プロデビュー〟だ。