【一問一答】5年目捕手の田宮裕涼 今季終盤にブレーク 照準は開幕マスク
日本ハムの田宮裕涼捕手(23)が22日、エスコンフィールド北海道で契約更改交渉に臨み、130万円アップの年俸700万円(金額は推定)で更改した。今季終盤、持ち前の強肩と打撃力を生かし、猛アピールに成功。真価が問われる来季に向けて、開幕マスクを目標に掲げた。一問一答は以下の通り。
【日本ハムの契約更改一覧:11月22日時点】
―サインはしたか
「はい、しました」
―球団とはどんな話を
「今年1年、どんなシーズンだったか。最後の1軍での印象も強かったと、言われました」
―今季を振り返って
「とても苦しいシーズンではあったんですけど、1軍で試合に出るため、と思ってずっとやってきたので、最後に1軍で結果を出せて良かったかなと思います」
―来季の目標は
「来季、まずは開幕スタメンを目指して頑張っていきたいなと思います」
―そのために取り組むことは
「このオフは、まずは体をしっかり強くしていきたいと思っています」
―今季は走攻守で、どの部分が向上したか
「守備が一番かなと思っています」
―リードとか
「リードもそうですし、キャッチング、スローイングというのも全体的に去年に比べて。ファームでずっと出ていたのもあったんですけど、成長できたかなと思っています」
―打撃は
「バッティングは、ファームで全然、打っていなかったので、1軍で打てたのは、たまたまな感じはするんですけど。個人的には今年、キャンプインからずっとバッティングは良かった。シーズン途中は結果が出なかったんですけど、しっかり最後、いい感じにできたのは良かった」
―ホームランも2本
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「ホームランを2本、打てるとは思っていなかった。ファームでも1本しか打っていなかったので。まだ1軍では打てないだろうと思っていたので、とてもびっくりしています」
―秋季キャンプでも打撃がパワフルに。体づくりに手応えも
「入団当初に比べたら変わっているので。バットをしっかり扱えるようになってきているので、しっかりとしたスイングができるようになってきた。強い打球を打てるようになってきているかなと思っています」
―オフの体づくりはウエートトレーニングがメインになるか
「ウエートはするんですけど、メインというよりは体幹だったり、肩肘のインナーを(鍛えたい)。ずっと試合でいいパフォーマンスをするため、けがをしないように」
―開幕スタメンはキャッチャーで
「はい、もちろん。球団からも言われたのですが、僕もキャッチャーとしてしっかり開幕スタメンでいきたいなと思っています」
―複数ポジションを守ったことについては
「ファームでもキャッチャーだけだと打席に立てないこともある。外野とかもやって打席数をしっかり立たせたい、と言われていたので」
―盗塁阻止数とか、盗塁阻止率はこだわるか
「入団した時から、そこは自信を持っていたので。来年、本当は全部刺したいんですけど、ピッチャーとのあれ(共同作業)もあるので。最低3割は刺したいなと思っていますね。できればフェニックスみたいに、全部刺したいんですけど」
―開幕マスクに向けて一番、取り組みたいこと
「技術的な面で言うと、キャッチング、ブロッキング。そこをまずしっかりしていければ、ピッチャーの方が安心して投げられるかなと。スローイングとバッティングは自信を持って最初から入ってきているので」
―来季に向けて自信が付いたのでは
「ファームでやってきたことが良かった。1軍で結果が出て、本当にそう思いました」