【一問一答】1年目野手の奈良間大己 終盤1軍定着で昇給 オフは一流プレーヤーから学ぶ
プロ1年目のシーズンを終えた日本ハムの奈良間大己内野手(23)が22日、エスコンフィールド北海道で初の契約更改交渉に臨み、430万円アップの年俸1200万円(金額は推定)でサインした。シーズン終盤は1軍に定着し、65試合に出場。一流選手と過ごすオフの自主トレで一層のレベルアップを図り、来季につなげる。一問一答は以下の通り。
【日本ハムの契約更改一覧:11月22日時点】
―初の契約更改。サインは
「はい。緊張しました」
―球団から伝えられたことは
「1年目としてはいい位置にいる。来年、レギュラーをつかみにいってほしいという言葉をもらいました」
―その言葉を受けて
「自分自身も来シーズンはレギュラーとして出たい気持ちがあるので、応えられるように頑張りたい」
―65試合に出場した。どんな1年だったか
「前半戦はうまくいかないことが多かったんですけど、中盤から後半にかけて、自分のやるべきことはできつつあるのかな、と思いました」
―変わったきっかけは
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「やっぱり3回目、(1軍に)上がってきた時に次はないなという気持ちで。そこからずっと1軍にいられたので、収穫かなと思います」
―印象に残ったシーンは
「守備面で、試合に出始めた時はなかなか三遊間の打球をアウトにできなかった。それが印象に残っています」
―記念すべきホームランも
「初ヒットが初ホームランで、それはうれしかったんですけど、最終的に打率が2割4分(・243)で終わってしまったので。来シーズンはもっともっと二遊間を守って、打率にもこだわってやっていきたいです」
―シーズン終盤はショートを守った。ポジションのこだわりは
「ショートだろうがセカンドだろうが、僕にとっては試合に出ること、出続けることが大事なので、来シーズンがアピールの1年になるようにやっていきたいです」
―エスコン開業元年だった
「本当にいい球場ですし、毎日ワクワクできる。エスコンフィールドで野球ができる楽しさがずっと続いています」
―守備面はチームとしても課題に
「この球場に慣れていかないと。秋のキャンプを通じていろいろな打球に慣れたのかなと思います」
―オフの計画は
「1年間、いろんな課題が出たので、それに対して向き合うというか、課題克服を重点的にやっていきたいです」
―誰と一緒に自主トレするのか
「田中広輔さん(広島)と中村奨吾さん(ロッテ)とやります」
―どんなことを学びたいか
「ゴールデン・グラブも取っている選手なので、守備を教えてもらって。守備というのは安定が一番大事だと思うので、そういうところを教えてもらいたいです」
―2年目の目標は
「100試合以上はスタメンで出る。(途中出場含め)120試合以上は出場したい。二遊間を守り、打率2割8分を目標としてやっていきたいです」
―エスコンで優勝したいという思いは
「自分が優勝の1ピースというか、優勝する時に守っていられるように1年間やっていきたい」
―同世代が侍ジャパンで活躍。刺激は受けたか
「マンチュウ(万波)もジェイ(野村)も根本も選ばれて刺激にはなりました。ゆくゆくは日の丸を背負うことができたらいいなと思います」
―秋季キャンプで大きな声を出していた。素が出てきたのか
「最初はやっぱり人見知りだったので出せなかったですけど、慣れてきて。元気にやるのは自分のプレースタイルでもあるので、明るくやれたらと思います」