ファイターズ
2023/11/22 22:50

【一問一答】ルーキー矢沢宏太 難題にぶつかった二刀流 来季は投打で進化を

初めての契約更改交渉に臨んだ矢沢(撮影・榎本真之)

 投打二刀流を実践している日本ハムの矢沢宏太投手兼外野手(23)が22日、エスコンフィールド北海道で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸1500万円(金額は推定)で更改した。今月1日に右手有鉤骨の鉤骨片摘出術を受けたが、経過は良好。来季は二刀流をブラッシュアップし、飛躍につなげる。一問一答は以下の通り。

【日本ハムの契約更改一覧:11月22日時点】


―初めての契約更改だったが
「身が引き締まるような思いでした。来年、もっと頑張ろうと思いました」

―球団から伝えられたことは
「どんな1年間だったか。2年目から、もっといいパフォーマンスをするイメージはできているか、という話をされました」

―そう聞かれて
「すごくいい1年だったと。1軍も経験したし、2軍も経験した。この1年がいい1年だったと言えるように、2年目から頑張っていきますという話をしました」

―投手では1軍で2試合の登板
「1軍で投げた2試合は点を取られず、良かったですけど、1年間を通してピッチャーの方はすごく難しさを感じました」


―どう難しさを感じたか
「大学まではピッチャーメインでやっていたので、ピッチャーのコンディションを優先してやってきました。プロに入ってからは外野手優先というところで、すごくコンディションをつくるのが難しくて。あまりいい状態ではない中で試合に出るというのも難しいなと」

―調整で心がけていたことは
「あまりいい状態ではない中でも、ストライクゾーンの中で収めて、打たせて取るというか。追い込めば三振を狙いますけど、なるべく確率の高い投球を心がけていましたね」

―野手としては37試合に出場。ホームランもあった

「野手としてはあまり、いい部分はなかったかと。守備はすごく良かったかなと思います。バッティングに関してはまだまだですし、1軍で課題が見つかって。後半はファームの方でしっかり練習できた。そこはすごく2年目から生きてくるかなと思います」


―どんな課題を克服しようと
「なるべく体の反動を使わないように。安定した動きの中で高い出力を出していくことをテーマにやっていました」

―大学では野手に主眼を置いていなかった
「野球は考えてやるスポーツだなと。あまり考えてこなかったので。すごく勉強になった1年でした」

―投打の割合について、自身ではどう考えるか
「数多く試合に出ることが大事だと思っているので、そこを第一に考えてやっていきたい」

―オフの計画は
「右手有鉤骨の手術をしたので、まず治すことが第一。鎌ケ谷でしっかりトレーニングをしたいなと思います」

―患部の状況は
「3週間ぐらいたったので。抜糸もしましたし。汗をかく運動も大丈夫になったので。徐々にトレーニングして、あと1週間ぐらいしたらバットスイングを再開していく感じです」

―焦らずに
「そうですね。今できることを大事に。可動域とか、そういうところを大事にしてトレーニングしたい」

―侍ジャパンの同世代が活躍。刺激は
 

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい