コンサドーレ
現在5得点の札幌FW小柏 キャリア最多7得点超えへ 残り2戦は「何が何でも得点を」
■11月23日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
最多はルーキーイヤーの21年に記録
1年目超えでキャリアハイを目指す―。北海道コンサドーレ札幌は25日のアウェーFC東京戦(味スタ)に向けて、パス回しなどの軽い調整を行った。FW小柏剛(25)はここまでリーグ戦20試合に出場し、5得点を挙げている。キャリア最多はルーキーイヤーだった2021年の7得点。「1年目のときより(得点を)取りたい」と残り2試合での〝ノルマ〟を設定した。
「最後の終わり方を意識したい」
点取り屋として覚醒するためにも、最後の2試合が重要となってくる。「まずは2連勝を目指す。自分自身、得点から遠ざかっているので2試合連続で取れれば一番いいと思いますし、最後の終わり方を意識したい」と、リーグ戦では6月3日柏戦(三協F柏)以来となるゴールに焦点を当てた。その先にはあと2得点と迫っている自己最多7得点も見据えている。「成長を示す意味でも取らないといけない」とキャリアハイに並び、そして更新する意気込みを見せた。
収穫と課題
チームの53得点はリーグ3位。「攻撃している人間としては収穫だった」と前線のプレーヤーとしても自信となった。ただ、MF金子拓郎(26)がクロアチア1部のディナモ・ザグレブへ移籍するなど、メンバーが変わった後半戦は得点力も半減した。「後半戦に失速してしまったのは反省点。自分自身が(ゴールを)取ってないのもそうですし、人も入れ替わって、そこの連係面、やりづらさを修正できなかったのがチームとして問題だった」と振り返った。