在籍５年、３勝９敗５Ｈ、防御率６・２３

　日本ハムは２４日、吉田輝星投手（２２）とオリックス・黒木優太投手（２９）のトレードが成立したと発表した。吉田は秋田・金足農高出身で、２０１８年夏の甲子園で準優勝。エースとして〝カナノウ旋風〟の立役者となった。

　同年秋のドラフト会議では１位で日本ハムに入団。２２年は１軍に定着し、中継ぎで５１試合に登板した。今季は３試合の登板で０勝０敗、防御率９・００。在籍５年の通算成績は３勝９敗、５ホールド、防御率６・２３だった。

　トレードによる移籍が決まり、吉田は「ドラフト１位でファイターズに獲得してもらって、５年間、優勝に貢献するような活躍ができず、申し訳ないですし、すごく悔しいです。たくさんの方々に支えられて感謝しかありません。ファンの皆さん応援していただいて、ありがとうございました」と球団を通じてコメントした。

　黒木は神奈川出身で、立正大から１６年ドラフト２位でオリックスに入団。直球が武器の本格派右腕でプロ７年間の通算成績は、１０勝１１敗、４７ホールド、３セーブ、防御率４・３７。