ファイターズ
2023/11/24 16:30

《ハム番24時》11月24日

 まばゆい輝きを放つ人物だって、苦悩や挫折を乗り越えている。23日に行われたファンフェスティバルで最大級の盛り上がりを見せたのは、ファイターズガールに扮した『清宮フレンズ』のダンスパフォーマンスだった。

 6人組グループのメンバーを務めた山本拓は、本業以外でスポットライトを浴びることに少しの抵抗を覚えていたという。一夜明けたこの日、青春時代のエピソードを交えて、過去のトラウマを告白した。 

「高校の時に文化祭の劇に出ました。チンピラ役3人組の1人で、サブキャラすぎて名前もなかった。坊主頭で五厘刈り、サングラスも付けました。衣装はタンクトップにハーフパンツ。シャツには『〇〇しか勝たん』みたいな変なメッセージが書かれていて、スベり倒しました…」と、酸っぱい記憶を振り返った。

 話を聞いている記者まで赤面しそうな黒歴史は、もう1つある。「修学旅行でもやってしまいました。旅館でみんながご飯を食べるときに野球部の出し物があって、その序盤に僕は、歴史の先生のモノマネをしました。クオリティー激低で、誰にも分かってもらえないレベル。めっちゃスベって、そこからずっと静かにしてました」と、周囲から注がれた冷ややかな目線が忘れられないそうだ。

 だからこそ、今回の成功体験は格別なものだった。「ステージで初めて褒められて、良い思い出ができました。チンピラAとかBに比べたら、手応えが全然違いますね」。やまーんには、アイドル路線が向いていそうです。

23日のファンフェスでファイターズガールになりきり、ジンギスカンダンスを踊った山本拓

 

一夜明けた24日、エスコンでの練習を終えて笑顔を見せる山本拓

 

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