タイ代表で活躍見せた札幌MFスパチョーク 強行軍はねのけ3戦ぶりゴールゲットだ!
■11月24日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
24日、全体練習合流
北海道コンサドーレ札幌は24日、翌日のFC東京戦(味スタ、14時キックオフ)に向け、11対11やセットプレー練習などで最終調整した。練習後、試合メンバーは敵地へ向かった。W杯アジア2次予選を戦うためチームを離れていたタイ代表MFスパチョーク(25)がこの日から全体練習に合流。過密日程の中で臨むFC東京戦でも札幌を勝利に導くプレーを披露する。
中国戦は先制アシスト、シンガポール戦は先制ゴール
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タイ代表は今月16日にホームで行った中国戦は1-2で逆転負け。同21日のシンガポールとのアウェーゲームを3-1で勝利し、現在1勝1敗。4チーム総当たりの上位2カ国が3次予選へと進むグループリーグの中で、2連勝の韓国に続き得失点差で2位に付けている。スパチョークは2試合ともフル出場を果たし、中国戦は先制点をアシスト、シンガポール戦は「ラッキーでした」と先制ゴールを決め攻撃の主軸として活躍を見せた。母国のW杯初出場に向けた最初の2戦を「中国戦は相手があまり良くなかっただけに、勝ち点3を取ることができなくて悔しかった。それでもシンガポールから勝ち点3を取ることができたのは良かったです」と振り返る。
22日夜帰札「疲労感はまだ残っています」
22日夜に札幌へ戻り、前日23日はクラブハウス内で調整。この日から全体練習に合流した。「移動に時間がかかったので疲労感はまだ残っています。時差もあるので昨日から早めに寝るようにして、今日はまあまあ良い感じです」。全体練習合流翌日にアウェーゲームを迎える強行軍だが、「コンディションはまだ調整している感じですが、今日また1日寝たら明日には100%のコンディションになっているかな」と頼もしいコメント。
チャナティップの年間8ゴールまであと1
2月から始まったJ1リーグ戦もいよいよ残り2試合を残すのみ。FC東京戦は今季のアウェーラストゲームとなる。「厳しい相手ですが、準備はできている状態です。勝ち点3を取れると思います」。今季ここまでのゴール数は7。2019年に当時札幌に在籍していたMFチャナティップ(30)が樹立したタイ人Jリーガーの年間最多得点の8ゴールまで、あと1と迫っている。ブレイクを果たした今季のアウェー最終戦で再び代表戦の輝きを放ち、札幌を勝利に導くゴールを決め偉大な先輩に肩を並べてみせる。