コンサドーレ
2023/11/25 21:00

札幌GK菅野孝憲がリーグ戦600試合出場 12試合ぶり出場で好セーブ連発

試合終了後、サポーターへ喜びの笑顔を見せるGK菅野(撮影・岩崎勝)

■J1第33節 FC東京1-3札幌(11月25日、東京・味の素スタジアム)

 7月15日ホーム新潟戦以来12試合ぶりとなるリーグ戦出場を果たした北海道コンサドーレ札幌のGK菅野孝憲(39)が勝利に貢献。自身のリーグ戦通算600試合出場に花を添えた。

約4カ月ぶりのリーグ戦、1ヶ月半ぶりの公式戦

 約4カ月ぶりのリーグ戦出場。公式戦も9月6日のルヴァン杯準々決勝第1戦のホーム横浜M戦以来となったが、常日頃から準備の大切さを口にする背番号1が6月3日柏戦以来約半年ぶりのアウェー勝利をもたらした。試合を振り返り「どんなにいいプレーをしても、やっぱりチームが点を取らないと勝てないので。チームメートに感謝したいですね」と謙遜するが、この日の勝利に菅野が大きく貢献したことは間違いない。

前半、好セーブを見せるGK菅野

1対1の局面をセーブ「練習通りです」

 久しぶりの公式戦を全く感じさせないプレーを披露し続けた。試合開始早々の前半4分、自陣での連係ミスをきっかけにピンチを招き、MF原川力(30)との1対1の局面をつくられてしまうが、右手1本でシュートを防ぐ。後半45分にもFW仲川輝人(31)に裏を抜けられ再び1対1の場面をつくられるが、今度は左足1本でシュートをブロックした。「練習通りですかね。そこはGKコーチの赤池さんに感謝したいと思います」と、日々指導を受けている赤池保幸コーチ(49)をたたえた。

「良いことよりも悪いことの方が多かった」

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい