【一問一答】新入団会見・ドラ3宮崎 調布シニアの先輩・清宮さんに打撃面でたくさん聞きたい
■新入団選手ウェルカムイベント(11月26日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムは26日、本拠地・エスコンフィールド北海道で新入団選手ウェルカムイベントを開催。公開型の記者会見が行われ、ドラフト3位の宮崎一樹外野手(22)=山梨学院大=が抱負を語った。背番号は「36」。会見後の一問一答は以下の通り。
―ファンに見守れたイベントを終えて
「見に来てくださった人がいるので、ファンの方を喜ばせるようなプレーをしたいと改めて思いました」
―改めて球場の様子を見てどんな印象か
「グラウンドだけじゃなくて、いろいろなところにこだわりがあるなと感じました。いろいろ楽しめると思います」
―新庄監督とかぶるところがあるとコメントしていたが、監督と会ったのは
「昨日、食事があって。良い匂いがしました」
―話しかけられることはあったか
「自分に直接というよりは、親に。『自分に任せてください』と言っていたのを横で聞いていて、すごく、ついていきたいなと思える監督だと感じました」
―新庄監督とプレーの強みでつながりがある
「外野手として、スローイングの強さに自信を持っているので、新庄監督のレーザービーム集をよく見ていたりしたので、そういう監督の下でやれるのはうれしいです」
―指名されてから、どのような心持ちで準備してきたか
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「ついこの間、アマチュアの試合が終わりました。そっちに集中していたので、プロを目指す、という実感はあまりなかったのですが、いざエスコンに来てユニホームを着て、気が引き締まるというか。ここで活躍するんだ、という思いになりました」
―ユニホームを着てみて
「昨日、着ました。さっきも言ったんですけど、まだユニホームに着られているような、そういうところがあるので。来シーズンが終わったときには、着こなせているように頑張りたいです」
―背番号の36という数字への思い
「36番と言われてうれしいなと思ったのが第一印象でした。今後、36番は宮崎だって皆さんに覚えてもらえるように、インパクトを残すような活躍をしたいです」
―プロ野球選手として、目標としている選手は
「ファイターズの現役の選手だったら、松本剛選手のように、いろいろな形でヒットを出すような選手。バットコントロールがすごいなと、映像で見て思ったので、そういうところを聞けたりしたらいいなと思いました」
―対戦してみたい投手は
「同い年の投手で一番前を走っているのは佐々木朗希さんだと思ので、あれだけ速い球はどんな感じなのか。プロ野球選手でもまともにバットを振らせないような真っすぐは、どんな感じなんだろうというのが、興味深い。打ち返せるように今後、取り組んでいきたいなと思います」
―先にプロに入っている選手、同世代へのライバル意識は
「同世代というか、年齢が関係ないのがプロ野球だと思うので、どの選手にも負けないつもりでやりたいと思っています」
―北海道に来たのは何回目か
「初めてです。ご飯もおいしくて、良いところだなと思いました」
―今後、新人合同自主トレまでどう取り組む
「まだまだ至らないところも多い選手だと思っているので、早く1軍のレベルに持っていけるように、体づくりを含めて、1月から一番を目指せるように頑張りたいです」
―東京出身で清宮選手と縁がある
「中学校のチーム(調布シニア)が清宮さんと一緒だったんですけど、その時は3年生と1年生でしゃべりかけもできないような…、憧れすぎて。そういう選手だったんですけど、いざ同じチームになって、うれしいです。この前、あいさつしました。プロで何年もやっている選手で、打撃の面でたくさん聞きたいなと思っています」
―プロでの意気込み
「身体能力を生かした、三拍子揃った選手を心掛けているので、走攻守、全てにおいて、相手にとって驚異になるような選手になりたいと思っています。ファイターズが指名してくれたので、取って良かったと思われる選手になるために頑張っていきたいと思います」
―ファンの前で話し、緊張は
「最初の入りが緊張したんですけど、だんだん。新庄監督もやりやすい雰囲気をつくってくれたので、最後の方は結構、楽しめました」
―落ち着いて話している印象だったが
「ファンの皆さんを見て、この人たちに向けて話ができたらいいなと思って。緊張してどうしようでは、ダメだと思って、せっかくなら楽しもうと思ってやりました。ファイターズ自体がファンの方々に愛されているチームなんだなと思って。先輩たちが築き上げてきてくれたものでみんな来てくださったと思うので、自分自身もそれをつないでいけるように頑張りたいです」
―大学で一気に成長したと。どのあたりが
「高校時代はスタメンを取り切れなかったときもあったんですけど、大学は1年から出場機会をいただいて、そこで打席などを経験できたのは大きかったなと思っています。大学に入ったときは180センチで70キロくらいしかなかったんですけど、大学でトレーニングし始めて、10数キロ体重もアップして、打球も飛ぶようになった。(体重は)増やしたけど、足も速くなった。いろいろなところがスケールアップしたと思っています」
―ウエートトレーニングで
「そうです。体重は、甲子園のときは70キロくらいだったけど、今は83キロです」
―実家のそば屋の名前は
「増田屋です」
―でも、そばアレルギー
「食べて一発目で駄目だったみたいです。赤ん坊くらいだったので、めちゃくちゃ泣いていたらしいです(笑)。言葉で伝えられないので、尋常じゃないくらい泣いていたらしいです」
―そば屋でそばアレルギーは持ちネタに
「いや(笑)。やっぱり野球で覚えてもらいたいですが、覚えられ方はいろいろあるので…。最初は名前を覚えてもらえればいいと思います」
―会見でアピールが足りない点はあったか
「外野手なので、スローイングの強さとスピードと会見では言ったんですけど、外野手は打たないといけないポジションで、プロのレベルに対してどう自分が対応できるか分からない部分ですけど、早く打席に立って、いろいろなことを経験してうまくなりたいなと思います」
―これまでの野球人生で大事にしてきたことは
「バッティングで最近、思ったことなんですけど、メンタル的に受け身になっていたところがあって。大学4年のときはすごいそういう感じだった。形的には受け身になるのがバッティングですけど、攻めていきたいなと。秋のリーグ戦が終わって関東大会があったんですけど、そのときにすごい思いました」
―どのタイミングで思った
「ドラフト前はいろいろ気にしたりするところもあったので、自分自身、すごく受け身になっていたんですけど、ドラフト後は攻めていくというのをテーマにやっていました。今後は投手のレベルも上がる。ストライクカウントだと、早めに仕掛けないと苦しいかなと思うので、攻めというのは大事にしたいと思います」
―清宮と1軍の舞台で一緒にプレーしたいか
「そうですね。中学時代の指導者の方も、一緒にプレーしたら喜んでくれると思うので、そういうのも目指したいなと思います」