【一問一答】新入団会見・育成ドラ3加藤大 今は荒削りも目標は加藤貴とカーショー
■新入団選手ウェルカムイベント(11月26日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムは26日、本拠地・エスコンフィールド北海道で新入団選手ウェルカムイベントを開催。公開型の記者会見が行われ、育成ドラフト3位の加藤大和投手(17)=帝京大可児=が抱負を語った。背番号は「113」。会見後の一問一答は以下の通り。
―新入団会見を終えて、率直な気持ちは
「緊張した、というのが一番です」
―プロになった実感は
「だいぶ湧いてきて、ここからが勝負なので、ファンの人にしっかりと自分の名前を呼んでもらえるような選手になりたいと思います」
―エスコンの印象は
「本当に一つ一つ、こだわりがあって、きれいだなと思います」
―マウンドに立つイメージはあるか
「はい、できています。目を輝かせてマウンドに立っていると思います」
―前日に新庄監督と対面した
「昨日が初めてです。これからよろしく、頑張りましょうという言葉をいただきました」
―監督を間近で見て
「思っていた以上にでかくて、とても良い匂いがしました」
―自身の特長は
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「身長がでかいので、角度が他の選手よりもあって、そこが一番の持ち味だと思っている」
―高校3年間での取り組みを振り返って
「体づくり、技術を反復練習でやってきて、今があると思います。高校では人間性ということを大事にしていて、人間性がプレーにつながるということを言われていたので、そういうところをしっかり磨いていこうと思っています」
―人間性とは
「やっぱり、周りを見て、気配り、見配り、心配りというのを意識しています。ゴミが落ちていたら拾うとか、そういうのは意識していました」
―誰かの影響か
「大谷選手とかも、一人でベンチに残って掃除しているとか、そういう話も聞いたことがあって、それも大事なんだと学んだので」
―今後はどこを強化していくか
「まだ体が細いので、しっかり体づくりをして、けがのないようにしっかり自分のパフォーマンスができるようにしたいと思います」
―高校時代はどういう体づくりを
「食事とウエートトレーニングをしっかりとやって、入学当時は約70キロだったんですけど、高校で10~15キロ増えて、今は80キロを超えています。83キロくらいですね。高校にウエートルームがあって。週3回はウエートをやっていました。食べてもあまり太らない体質でいっぱい食べないといけない」
―食事は工夫しているのか
「お米をいっぱい食べるんじゃなくて、おかずをいっぱい食べるようにしています。(肉とか魚?)そうですね、しっかり栄養豊富なタンパク質とかそういうのを食べるように心掛けています。2人前、3人前くらいは」
―高校では控え投手だったと
「そうですね。ポテンシャル、将来性を評価されて獲ってもらったと思っています」
―目標にしている選手は
「ファイターズの加藤貴之投手のように安定感があって、メジャーのカーショー投手のようなド派手な投球をしたいと思います」
―加藤貴を見習いたいところは
「本当に安定感があって、制球も良くて、ということなので、自分は制球が良くなくて、荒削りなところがある。そういった面で加藤貴之投手のように大事なときに任せられるような選手になりたいと思っています」
―対戦したい打者は
「ソフトバンクの柳田選手と対戦してみたいなと思います。フルスイングが持ち味でとても豪快なバッティングをするイメージがありますし、真っ向勝負でぶつかっていきたいなと思います」
―北海道に来たのは
「初めてです。来て早々に雪が降っていて、異国の地に来たような、新鮮な感じがしました」
―北海道の良いところは
「海鮮がおいしかったです」
―球速はどこまで上げたいか
「155キロを出したいと思います。150キロを目標にしても届かないので、155キロを目標にしたいと思います」
―プロでの意気込みは
「育成からですが、3、4年後にしっかりと先発ローテションを任せられるように、1軍で主戦として投げられるようにしたいと思います」
―今年の育成3人はいずれも高校生
「みんなで切磋琢磨して、同期の育成3人が全員支配下になれるように高め合っていきたいと思います」