ファイターズ
2023/11/27 18:30

上沢直之の連載手記『You only live once』第5回 エース右腕が入団当初や2軍時代を振り返る

第5回は入団当初や2軍時代を振り返る

 日本ハム・上沢直之投手(29)の連載手記『You only live once』(人生は一度きり)第5回は、入団当時の思い出を振り返ります。ドラフト6位指名から、大けがを乗り越え、チームの大黒柱へと成長を遂げた。ポスティングシステムを利用してのメジャー移籍を目指す右腕には、切磋琢磨できる仲間がいた。

体力差を感じた新人合同自主トレ

 自分がメジャーを目指すようになるなんて、2012年に入団した頃はまったく想像してませんでしたね。まさか、っていう感じです。1、2年目は体づくりがメイン。苦しかった記憶ばかりです。

 新人合同自主トレーニングはきつかった。メディシンボールを投げただけで体が張っていました。腕立て伏せは10回くらいしかできませんでしたね。今、チームでやっているような体幹メニューもできなかった。人間やれば、できるようになるんだなって。

2011年の新入団選手。栗山新監督を中心に(左から)2位・松本剛、3位・石川慎吾、4位・近藤健介、5位・森内寿春、6位・上沢直之、7位・大嶋匠

 

高卒同期は松本剛、近藤健介、石川慎吾

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