【一問一答】清宮 来季40発超えへ オフは「強く速い」体づくり
高卒6年目のシーズンを終えた清宮幸太郎内野手(24)が28日、エスコンフィールド北海道で契約更改交渉に臨み、1100万円アップの年俸4400万円(金額は推定)でサインした。今季は4月下旬に左脇腹を痛めて約2カ月離脱しながらも、打率・244、10本塁打、41打点を記録した。来季の目標を40本塁打に設定した若き大砲は、長い冬にフィジカルを徹底的に鍛え抜く。一問一答は以下の通り。
【日本ハムの契約更改一覧:11月28日時点】
―サインは
「はい。アップです」
―今季を振り返って
「成績は全然、満足できるものではなく、もっとできるかなと思ったシーズンでした」
―球団からの言葉は
「こんな成績の選手ではないと思っている、と」
―打撃面を振り返ると
「ヒットがこれだけ出続けたシーズンはなかった。後半は失速したけど、ちょっと自信になりました」
―長打が減った
「角度がつかなかったので。打球速度は昨年より良かった。もうちょっと角度がついたら」
―守備面は
「新しい挑戦でやりがいがあったし、来年もサードのつもりでやります」
―打順は3番が多かったが、1~7番まで打つこともあった
「3番はアマチュア時代から、ずっと好きな打順。まあ、どこでもいいんですけど(笑)」
―シーズンを通して得たものは
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「最後、後半にすごく失速してしまった。でも、シーズンを振り返った時になぜ失速したのか? もっとこうしようと明確になってきているので、そういう意味では来年につながるものを得られた」
―オフの過ごし方は
「今はすごくフィジカルを頑張っているので、今年よりも強く速い体を手に入れたい」
―来季の目標は
「トークライブで万波が40発と言っていたので、それより打ちたいです。よく野村や今川さんと、みんなで100本打とうよと言っている。みんなが打てば、優勝に近づくので、みんなで打ちまくりたい」
―今季の経験を踏まえて修正ポイントは
「ずっと良い感じで打っていただけに、後半すごく落ち込んでしまったので、それがすごく痛かったと思う。技術というか、体のメンテナンス部分。もっといい状態にできたなと思いました」
―来年、どう克服していく
「異変を感じたら、すぐに体を良い状態に保つ。そういうところじゃないですかね」
―40発への手応えと自信は
「その準備を今もうしています。打つつもりでやっています」
―打球の角度を上げるためには
「(米国の練習施設)ドライブラインへ行って、ヒントを得られれば。自分の欠点とかも見つけられたら」
―強くて速い体をつくるために、どの辺を鍛えるか
「全部なんですけど、ベースの重さを扱うところと、瞬発系を速さに変えていく作業をたくさんやっていく感じです」
―今季は三塁守備に挑戦。新しいポジションへの手応えは
「全然できている感じはないけど、楽しいです。でも迷惑をかけてしまっているので、もっともっと頑張らなきゃって感じです」
―失策を減らすためのイメージは
「後半、エラーが増えて、基礎がおろそかになっているイメージがあった。(秋季)キャンプでもたくさん基礎をやれましたし、シーズン中の特守とかで基礎をたくさん取り入れたいです」
―グラブを変える予定は
「今のところはないですね」
―万波がベストナインに選出された。来季は自身も
「やるべきことをしっかりやっていけば、おのずと結果もついてくるかなと思います」
―野村、万波と3人でホームラン王を争えば、チームも強くなる
「もちろんです。それが理想です」