【一問一答】福田俊 29試合に登板して防御率0・00「助けられてのゼロ。感謝しながらの無失点です」
日本ハムの福田俊投手(26)が29日、エスコンフィールド北海道で契約更改交渉に臨み、1000万円増の年俸2200万円(金額は推定)でサインした。今季は中継ぎとして、29試合に登板し、防御率0・00。2016年に宮西尚生投手(38)が樹立した29試合連続無失点の球団記録に並ぶなど、飛躍の年となった。一問一答は以下の通り。
【日本ハムの契約更改一覧:11月29日時点】
ーサインは
「しました。アップです。(金額は)想像にお任せします」
ー球団からはどんな言葉をかけられたか
「いい成績を残せたねと言っていただいたんですけど、僕自身1年通して投げたわけではないので、来年は1年通して投げられるようにしたいです」
ー8月には待望のプロ初勝利を挙げ、29試合連続無失点の球団タイ記録を達成した
「1軍にいて投げている間はいい成績を残せて、初勝利もできたので、うれしい部分もあったんですけど。最初の方は若干けがをして、スタートがうまく切れなかったという部分で、1軍にいる間だけ切り取ったら、いいシーズンでした」
ー手応えはあったか
「ストレートが個人的には良くなったかなという部分ではありますね」
ーデータにも出ているか
「平均球速も上がりました」
ーどれぐらい上がったか
「何キロ上がってんだろ? ちょっとデータの人に聞かないと分からないですけど。そんな別に劇的に上がったわけではないですけど、2キロとかじゃないですか?」
ーシーズン最終戦で宮西が持つ連続無失点試合の球団記録に並んだ。プレッシャーはあったか
「最後の試合ぐらいですね。思ったのは、それ以外は別に一日一試合、抑えることに必死でした」
ー宮西の記録は意識していたか
「頭の片隅には入ってましたけど、それでも一試合一試合、抑えることを考えて投げていました」
ー宮西がイベントで早く記録を超えてくれと言っていた
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「レジェンドの方なので、僕は足元にも及んでいない。そんなおこがましいです。でも、同じチームにそういうすごい方がいるんで、目標とするっていう部分では、同じチームにいると分かりやすいというか、目指す道っていうのがあるんで、そこは目指していきたい場所ではあります」
ー防御率0・00でシーズン終えたのは自信になったか
「ある程度、自信にはなりましたね。今年ダメだったら、そろそろ終わりだなと思っていたので、そういう勝負の年で、こういう結果が出せたのはすごくうれしいですね」
ー防御率0・00は素晴らしい
「なんかいいっすね。助けられてのゼロなので。残したランナーを抑えてくれたりだとか、河野とか北浦とかが抑えてくれたりした部分もあったので、そういう人に感謝しながらの無失点ですね」
ーエスコンフィールド北海道の開業元年。球場近くにある星槎道都大出身でもある
「ゆかりある地に球場ができて、そこで初勝利を挙げられて、野球ができることがすごくうれしいなと思いながら投げていました」
ーオフの予定は
「1人でやります。(場所は)秘密って訳わけじゃないですけど、鎌ケ谷にいるんじゃないですか」
ー強化したいポイントは
「シーズン中、どうしても筋量が落ちてしまっているので、もう一回、基礎的な体力の部分、筋肉量の部分を上げていきたいなと思います」
ー新たに挑戦することは
「ないです。球種とかも別に増やす予定もないですし、今持ってるスキルの精度をより上げていくっていう部分ですかね。やっぱりフォアボールを減らせって言われているので、コントロールの部分であったり、球が速くなるんだったら速くしたいですし、今持っているものの精度を高めていくっていう感じですかね」
ー来季の目標は
「1年通して投げることが目標なので、50試合っていう試合数を目標にやっていきたいと思います」
ー勝ちパターンで投げたい
「中継ぎをやってる以上、やっぱり勝ちパターンで投げてっていうのが一番いいと思うので、そこの信頼を勝ち取れるようなピッチングをできればなと思います」
ー「F FES」では美声を披露。昇給分で家にカラオケを
「近所迷惑ですね。完全に。近所迷惑になっちゃいますね」
ー歌ウマ王決定戦で見事に勝利
「なかなかない機会ですね。いい思い出になりました。いい経験させていただきましたね。ほんとは1人じゃなかったんですけどね。上原さんと歌う予定だったんですけど」
ーメンタルを鍛えるためにいい
「ちょっと違う緊張感でしたけど。まず野球で。まずは野球で。あれはおまけみたいな。まず野球で頑張ります」