【一問一答】上川畑大悟 オフは練習と家族サービス「ディズニーで娘に誕生日プレゼントを」
日本ハムの上川畑大悟内野手(26)が30日、エスコンフィールドで契約更改交渉を行い、700万円アップの年俸2900万円(金額は推定)でサインした。プロ2年目の今季はキャリアハイの108試合に出場したものの、打率は.212と低迷。自慢の守備も、難易度の高い新球場に苦しめられた。勝負の3年目は「規定打席到達」を目標に掲げ、今オフは走攻守の全てでレベルアップを図る。一問一答は以下の通り。
【日本ハムの契約更改一覧:11月30日時点】
―サインしたか
「はい、しました」
―アップ、ダウンは
「アップです」
―金額は
「700万円アップです」
―どう受け止めたか
「僕自身、もっとできたと思ったシーズンで、悔しかったんですけど、その中でもしっかり評価していただけたので、ありがたかったかなと思います」
―球団からの話は
「もっとできると思うので、また来年レギュラーを目指して頑張ってほしい、と言われました」
―球団に伝えたことは
「僕ももっとできると思っているので、来年はショートのレギュラーを目指して頑張りたいと言いました」
―今シーズンを振り返って
「ショートのレギュラーを目指して始まったシーズンでしたけど、いろいろ苦しいことも多かったですし、本当に悔しかったシーズンでした。ただ108試合に出させていただいたので、すごいいい経験ができました。この経験をまた来シーズンに生かしてやっていきたいなと思います」
―課題は
「本当に守備もバッティングも走塁も、全てにおいて自分の実力不足もありましたし、それ以外のところも含めて、まだまだ足りないところだらけかなと思います」
―エスコンでの守備
「もっと対応できると思って臨んだシーズンでしたけど、それに対応できない自分の実力もありましたし、これじゃショートのレギュラーを取れないなと思う。もっと実力を上げて、来季はエスコンでしっかり守れるようにやっていきたいなと思います」
―ここは良くできたなという部分は
「そんなにないですね」
―オフの予定は
「まずは1年間、家族にサービスもできてないので、妻と娘にしっかり家族サービスしつつ、また来季の戦いも始まってるので、しっかりと自分の実力を上げていけるようにやっていきたいなと思います」
―家族サービスで具体的に考えていることは
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「娘が3日前に誕生日を迎えたので、誕生日プレゼントを贈ってあげようかなと思います」
―誕生日プレゼントは決まっているか
「決まっていないですけど、ディズニーに行こうかなっていう話をしている。そこで何か買ってあげられればいいかなと思います」
―1歳になった。歩き始めたりは
「いや、まだですけど、つかまり歩きは最近するようになりました」
―自分への投資に使う予定は
「いやー、ないです」
―あまり欲はないタイプか
「そうですね。もう少し、年俸を上げてから考えたいなと思います」
―家族の存在はどう影響しているか
「本当に一つの原動力になっていますし、僕一人の責任じゃないので、しっかり家族を安心させられるように、もっともっと頑張らないとなと思います」
―オフの練習の予定は
「まだ決まっていないですけど、基本的には社会人野球で所属したチームにお世話になろうかなと思っています」
―オフに強化していきたい部分は
「本当、全部ですね。フィジカル面もそうですし、守備の技術面もそうですし、バッティングもそうですし、全てレベルアップしないとショートのレギュラーは取れないと思うので、やっていきたいなと思います」
―来季の目標は
「去年も言わせていただいたんですけど、規定打席に立ちたい。やっぱりレギュラーの数字として規定打席は大事だと思うので、そこに立てるように。そこに立つことができれば、ある程度の成績がついてきていると思うので、まずはそこを目標にやっていきたいと思います」
―規定打席を目指す上で、具体的にはどういう取り組みを
「しっかり守って、やっぱり打たないと試合には出られないと思うので、打つことですかね」
―数字だけを見ると、2年目は打率が下がった。要因は
「分からないですけど、気持ちの面もあったかなと思いますね。やっぱり始まりでつまずいてしまって、何とか取り返さないと、取り返さないとって焦りもありましたし、それがズルズルいってしまった。8月頃からは吹っ切れて、自分のやることをやろうと思って打率も上がってきたので、来年につながるシーズンだったかなと思います」
―1年目との技術的な変化はあったか
「変えているつもりはなかったですけど、実際に数字を見てみると、ストレートをはじき返せていなかった。1年目よりもストレートの打率がすごい下がっていたので、そこはこのオフシーズン、しっかり意識して、来年はストレートをはじき返せるようにやっていきたいなと思っています」
―そのためにはスイングスピードが必要か
「そうですね。フィジカル面も大切だと思いますし、打席での考え方とか、その辺もしっかり考えてやっていかないといけないなと思います」
―最初に打撃でつまづいたことが、守備にも影響したか
「あると思います。切り替えて守らないといけないですけど、どうしても守ってる時にパッティングのことを考えてしまったこともあったので、そこは本当に良くなかったなと反省しています」
―そういう意味でも、打撃を向上させたい
「そうですね。打てれば、もっと攻めた守備もできるのかなと思います」
―今年はセカンドでも出たが、ショートへのこだわりはあるか
「そうですね。やっぱり、ショートで出たいなっていう気持ちはあります。やっぱり一番の武器は守備だと思っている。それを一番発揮できるのはショートだと思うので、ショートで内野の要として守れる選手になりたいなと思いますね」
―今年は100試合以上に出て、143試合フル出場する手応えは得られたか
「手応えは得られてないですけど、それこそ結果を出し続けないと、試合に出続けられないと思うので、そこの難しさは本当に感じました。その経験ができたので、また来シーズンに生かしていきたいなと思います」
―ファンにメッセージ
「本当にエスコン初年度から、たくさんのファンの方々に足を運んでいただいて、結果で恩返しがしたかったんですけど、今年は最下位という結果に終わってしまって申し訳なかったです。ただ、これからのチームだと思いますし、まだまだこんなもんじゃないと思っている。来年、また優勝を目指してやっていくので、これからも応援をよろしくお願いします」