日本ハムの石井一成内野手（２９）が３０日、エスコンフィールドで契約更改交渉を行い、５００万円減の年俸３０００万円（金額は推定）でサインした。今季は開幕スタメンに名を連ねるも、４月に負傷離脱。プロ７年目でキャリア最低の３６試合出場にとどまった。リベンジを期す来季へ向け、今オフは松本剛らとの合同自主トレを予定している。一問一答は以下の通り。

【日本ハムの契約更改一覧：１１月３０日時点】

―サインはしたか
「はい」

―アップ、ダウンは
「ダウンです」

―金額は
「５００万円ダウンです」

―球団からの話は
「ふがいないシーズンでしたけど、来年に期待します、ということは言っていただいたので、頑張りたいと思います」

―球団へ伝えたことは
「来年、しっかり頑張るということは伝えさせていただきました」

―今季を振り返って
「けがもして、なかなかチームに貢献できなかったので、そこは悔しい思いしかないです」


―３６試合の出場にとどまった
「全く仕事してないなというのが一番ありますし、引っ張っていかないといけない立場なのに、全然貢献できなかったので、そこはしっかり来年、返したいと思います」

―二遊間の争いをどう考えているか
「もちろん、レギュラーを獲りにいくんですけど、本当に自分のやるべきことをしっかりやっていけばいいのかなと思います」

―アピールポイントは
「全部で高いレベルでやっていかないといけない。あとはリーダーシップをもって、二遊間でチームを引っ張っていきたい」

―オフの過ごし方は
「今年は自主トレを、松本剛さんの伊江島にお邪魔してやる予定です。鎌ケ谷でもやるので、しっかり練習したいなと思います」

―松本剛との自主トレで学びたいことは

「やっぱり剛さんにバッティングを教えてもらって、守備は自分でできることをやりたいなと思います」

―打撃で教わりたいことは
「ボールの待ち方、タイミングの取り方ですかね。そこを重点的に聞きたいなと思います」


―タイミングの取り方を、これまでより、ゆったりにするのか
「ゆったりだったり、どこに体重を乗せるのかとか、あとはどうやってボールに入っていくのか、いろんなことがあると思うので、自分のハマるところがあれば、引き出しにして、やっていきたいなという思いですね」

―どのタイミングでお願いをしたか
「春くらいですかね。シーズン始まる前から、ちらっと話はしていて、正式にお願いしたのが夏くらいですね」

―早い段階から興味があった
「そうですね、はい」

―松本剛からはどう言われたか
「最初は人数を増やしたくないって言われたんですけど、何とかいいですかってお願いして。じゃあ、おまえだからいいよって言ってくれて」

―重点的に鍛えるところは
「やっぱり、けがをしない体づくりを重点的にやっていきたいなと思います」

―今季はコンディショニングで苦しんだか
「もちろん技術不足もあるんですけど、けがもあったので、そこからの戻し方というか、全然戻ってこなかったので、そこは正直、苦しかった部分でもあります」

―痩せていた時期もあった
「ちょっと良くなったり、悪くなったりの繰り返しで、なかなか完治しなかったので、そこのストレスはありましたね」

―オフに向けて、体は完全に戻った
「そうですね、大丈夫です」

―チームを引っ張りたい気持ちは強いか
「やっぱり自分の成績ももちろんそうですけど、本当に勝ちたい。二遊間がしっかりしているチームじゃないと、優勝はできないと思っている。日替わり二遊間で強いチームを見たことないので。そこは自覚を持ってやりたいなという思いはあります」

―二遊間で目指すのはどちらか
「セカンドをやりたいなと思っています」


―野球以外でやりたいこと
「ゴルフが好きなので、ゴルフをいっぱい練習の合間にやりたいなと思います」

―来季の目標は
「全試合フルイニング出場して、チームを引っ張っていくことが目標です」

―具体的な数字は
「数字は特に決めていない。試合に出続けるということが、チームに必要な選手だと思っているので、そういうところに価値を見い出してやっていきたいと思います」

―ファンへ
「今シーズンも何もできなかったですけど、応援は届いていたので、来年勝って、いい景色を皆さんで見られたらいいなと思うので、来年も応援よろしくお願いします」