万波中正 GG賞表彰式に出席 〝バズーカ肩〟の愛称募る「漢字希望。シュッとした名前を大々的に募集して」
大興奮の初受賞 「恋い焦がれていました」
「三井ゴールデン・グラブ賞」の表彰式が30日、都内のホテルで行われ、外野手部門で初受賞した日本ハムの万波中正外野手(23)が出席した。壇上で金色に輝くグラブ型トロフィーを渡され、「恋い焦がれていました。メッチャかっこ良くないですか? 本物じゃんって。名前入っているし、やばいなと思いました」と大興奮だった。
リーグトップタイの直接送球補殺
高卒5年目でブレークを果たし、随所で持ち前の強肩を披露。リーグ3位タイの5補殺をマークし、直接送球補殺「5」はリーグトップタイだった。授賞式では全選手の活躍VTRが流れ「僕だけ送球ばかり。みんな捕っているところなのに」と、はにかんだ。
自画自賛のベストプレー 8月17日のロッテ戦で魅せた強肩
今季のベストプレーに挙げたのは、8月17日のロッテ戦(エスコンフィールド北海道)。八回無死一、二塁のピンチで、ポランコが放った右翼後方の飛球をキャッチし、タッチアップした二走・藤岡を矢のような返球でアウトにしたシーンだ。「守備しているなあと。本当、良いプレーだったなと思います」と自画自賛した。
チームスローガンとともに公募!?
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万波の代名詞となりつつあるレーザービームだが、まだ呼称がない。さらなる知名度アップへ、本人は「募集にしましょう! シュッとしたのがいい。漢字希望かもしれない。シュッとした名前を大々的に募集して」。ファンから案を募っている2024年のチームスローガン同様に公募する。
求めるのは、スタイリッシュでコンパクトな呼び名だ。「漢字だと必殺技感あるじゃないですか。長ったらしくなくて、キュッと絞ったやつ」と熱望。好きな漫画の必殺技を挙げ、「三千世界じゃないですか。ワンピースゾロの。技名で言ったら。あと、テニスの王子様の技はネーミングセンス的には好きですね。そんな感じでお願いします」と頭を下げた。
狙うは新庄超え! 「それくらい第一線で現役を続けたい」
守備の名手に贈られるタイトル。新庄剛志監督(51)は現役時代に中堅手として計10回の栄誉を手にした。「超えたいです。11回取りたいですね。それくらい第一線で現役を続けたい気持ちはあります」。新たなネーミングを引っ提げ、来季はランナーを刺しまくる。