【一問一答】根本悠楓 300万円増 侍ジャパンで好投もボーナスは「なかったです(笑)」
日本ハムの根本悠楓投手(20)が30日、エスコンフィールドで契約更改交渉を行い、300万円増の年俸1600万円(金額は推定)でサインした。今季は春先に調子を崩して出遅れたが、8月に昇格後は5試合に先発して3勝1敗、防御率2・88とアピールに成功。シーズン終了後は侍ジャパンのメンバーに選出され、「アジアプロ野球チャンピオンシップ」で2試合に登板し、5回無失点と躍動した。一問一答は以下の通り
―サインはしたか
「はい、しました」
―アップ、ダウンは
「アップです。300万円アップです」
―球団からの話は
「今年は最初、全然思うようにいかなかったんですけど、その後、良い時もあったので、そこを評価されました」
―球団に伝えたことは
「特にはないですね」
―今季を振り返って
「最初が全然良くなくて、後半に良くなっていったんですけど、もう少し1軍で1年を過ごしたかったなと思ったので、今年は全然ダメなシーズンでした」
―後半につかんだ手応えは
「去年より、1軍で投げる時は緊張せずに投げることができたので、来年につながるかなと思いました」
―エスコンで投げてみてどうだったか
「単純に楽しく投げることができました」
―家族や地元(白老町)の知り合いも来た
「そうですね。札幌ドームの時から、親と親戚は来ていたんですけど、結構、見に来てくれる人も増えました」
―ファンの声援はどう届いたか
「カウントが悪くなっても拍手、歓声をもらえるので、自分にとってはいい投球ができたかなと思います」
―侍に初選出された
「いろんな人に話も聞けて、いろいろ吸収もできた。ああいう舞台で投げられたのは、今後につながるかなと思います」
―具体的には、誰とどんな話をしたか
「西武の隅田さんから、チェンジアップを教えてもらいました。自分はチェンジアップがあまり得意じゃない。隅田さんの投球を見ていたら、チェンジアップとかフォークが得意そうだったので、教えてもらいました」
―教わってから、投げてみてどうか
「試しで投げたりはしていますけど、まだ全然、試合で使えるようなレベルではないので、来年までに使えるようになれば、投球の幅は広がると思います」―侍ボーナスは
「なかったです(笑)」
―侍の時は誰と一番、仲良くなったか
「中日の清水さん」
―どんな話を
「言えない話もありますけど、野球の話が多かったです」
―若手のホープが集まった。刺激を受けたか
「レベルはやっぱり高かったので、吸収するものはあった。ファイターズしか見ていないので、他のチームでどういうことをやっているかを見られました」
―隅田のチェンジアップはどんな印象か
「すごい抜けるなと」
―具体的に教わったことは
「握りもそうですし、投げる感覚も教えてもらいました」
―今までの感覚とは全然、違うものだったか
「全然、違う。自分はちょっとかける感じだったけど、抜くイメージになった」
―全く違う球種のような
「そうですね」
―理想とする軌道は
「抜ける方がバッターも嫌だと思うので。かけたらフォークみたいな感じだったので、抜いて違う球種っぽくしたいなと」
―沈むというよりは、タイミングを外すような
「そうです」
―握りも違うか
「隅田さんのは違う。けど、握りより投げる時の感覚が大事です」
―習得できたら、右と左どっちに有効か
「どっちもいいと思いますね」
―侍ジャパンの井端監督から伝えられた宿題みたいなものは