【一問一答】玉井大翔 内助の功に感謝 来季目標は30ホールド「中継ぎやるからには勝ち(ゲーム)で投げたい」
日本ハムの玉井大翔投手(31)が1日、エスコンフィールド北海道で契約更改交渉を行い、300万円アップの年俸7100万円でサインした。今季は3年連続で50試合に登板し、防御率2・63と安定感ある投球でブルペンを支えた。このオフ結婚を発表した一家の大黒柱は、来季も家族のため、チームのために全力で腕を振る。一問一答は以下の通り。
【日本ハムの契約更改一覧:12月1日時点】
―サインは
「サインしました。アップしました。想定の範囲内だったかなと思います」
―球団からの話は
「毎年、登板数の面でしっかり投げてくれているね、という評価をいただきました」
―それに対してお答えしたことはあったか
「今年の成績は満足できるものではなかったので、頑張りますと言いました」
―あらためてどんな1年だったか
「登板数など、数字の面ではそこまで悪くないシーズンだった。僕の中では自分の仕事場、走者がいる場面で失敗が多かった1年。チームに迷惑をかけた。そういう面では納得がいかないシーズンでした」
―前のシーズンとどう違った
「打たれ出してから、少し粘れなかった部分があった。細かいところですが、シュートの投げる位置だったり、そういうものを見直して来シーズンも頑張っていきたい」
―今季もイニング数、試合数を投げられている
「ここまで大きなけがもせず、投げられている。そういう面では自信を持って、今後も投げていけると思っています」
―リリーフ陣は様々な投手が台頭してきた
「若い選手がすごく活躍しましたし、いい場面でも投げていた。すごく頼もしいなと思う反面、自分も負けていられない思いもある。年齢的にも引っ張っていかないといけない立場。まずは引っ張っていくために、自分がしっかり成績を出した中で、説得力のある形でいろいろなものを伝えていければ」
―来季の数字、目標など
「毎年言ってますけど、やっぱり中継ぎをやるからには、勝ち(ゲーム)で投げたい。勝ちで投げるとホールドという数字につながってくる。ホールドのキャリアハイを目指して頑張っていきたい」
―試合数、登板数に関しては
「毎年50試合ぴったりで終わっている。一つでも多く、55試合、60試合と投げていけるように頑張りたい」
―オフの過ごし方
「流れ的には毎年変わらない。12月中は北海道でやって、1月は加藤(貴)と、社会人時代を過ごした君津の球場で練習するイメージです」
―具体的にどういうことをやりたいか
「今さらピッチングスタイルが大きく変わったりすることはない。今持っているものの精度を上げていく。今年1年やっていて、ちょっと体幹が緩んできている部分が後半にあった。そこを見直して体を内側から使えるよう、そういうイメージでやっていきたい」
―家族が増えた
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「そこは意識してもろくなことはないと思うので、今まで通り、いつも通り自分らしくやれればいいかなと」
―支えてくれる存在は心強いか
「心強さはあります。いろいろとサポートしてくれる。感謝しながら、新たな気持ちで来年、戦えるんじゃないかなと思います」
―ファンの皆さんへ
「今季はチームとして悔しいシーズンになってしまった。また来年、しっかり結果を出せるように頑張っていきますので、来年もエスコンフィールドに足を運んで応援してもらえればなと思います」
ー継続して投げていることが球団から評価された
「そこは言っていただいたので、評価していただいてるのかなと思います」
―色紙に30ホールドと書いた
「やっぱり中継ぎでやるからには、勝ちっていうところで。やっぱりホールドを稼げるピッチャーになりたいなとずっと思ってます」
―七回、八回を任せられるように
「そこの1イニングをやっぱり投げられれば、一番いいのかな。回の途中でも、いつでも行けるところは強みなので、いろんなところで投げられればいいなと思ってます」
―奥さんの料理は
「作ってくれます。煮物とか結構、僕は好きで。色々やってくれます。肉じゃがも、かぼちゃの煮つけ、筑前煮とか煮物が好きです」
―結婚して生活は変わった
「結婚しても特に変わらないですけど、家のことを結構やってくれるので。僕はほとんどやってないので、すごい楽です。洗濯も掃除もです。シーズン中から一緒に住んでいた。僕は遠征へ出る時にバタバタしちゃう。ゴミ出したっけ? とか、気になるけど、それがないっていうのが一番いいなって思います」
―アップ分でプレゼントは
「特に何も考えてないけど、なんか言われそうな気はしますね」
―見当はついてる
「いや、それは全然見当つかないです。なんかないの? みたいな感じではありそうだな」
―求められたら買う
「そこはやっぱり交渉次第です」
―クリスマスも近い
「そうですね。クリスマスか…。大変ですね(笑)」
―上原も新婚。話はするか
「そういう話はします。いつ籍入れる、どうのこうのっていう話はずっとしてました」
―独身時代よりも充実しているか
「僕は今のところ、いいなって思ってます。やっぱり食事面。僕、結構この時期いつも痩せちゃうけど、 今年は今のところキープしてここまで来てます」
―食事を管理してくれる
「すごく管理している感じでもないですけど、色々気にして作ってくれてます」
―去年までは
「去年は結構、外食が多くなっちゃったりとか、自分でもあんまり作らなかったので。 出前館とかになっていた。今年はあまりないので、 それでキープできてるのかな」
―野球以外のことはお任せか
「だいぶ、お任せしてます。主導権も向こうが握ってます。全然怖いとか、そういうわけじゃない。そんなこと言ったら、めちゃめちゃ怒られます」
―来年は奥さんのためにも
「そんなに意識はしてないです。今まで通り、チームのために応援してくれる人のために、やれればいいのかなって思います」