コンサドーレ
2023/12/01 19:00

全34試合先発出場にリーチの札幌DF田中駿汰 3万人超札幌ドームで金字塔打ち立てる!

全体練習後、リフティングするDF田中駿(撮影・桜田史宏)

■12月1日、札幌ドーム

チームただ一人33試合連続スタメン

 北海道コンサドーレ札幌は1日からトレーニングの舞台を札幌ドームへ移し、パス練習や11対11などで3日の浦和戦(札幌ドーム)に向けて調整を行った。今季ここまで33試合連続リーグ戦スタメン出場中のDF田中駿汰(26)は、浦和戦でも先発を果たせば自身初、クラブ史上でも4人目のJ1リーグ戦全試合先発出場を達成する。年間を通してチームの屋台骨を支えてきた〝北の鉄人〟が今季最終戦で勝利に貢献し偉業達成に花を添える。

11対11でマークしながらボールを追うDF田中駿

 

「頑丈に産んでくれた母親に感謝」

 2020年のプロデビュー以来毎年30試合以上の出場を果たしてきた田中駿。これまでは出場停止やケガによる離脱など、あと一歩で全試合出場を逃してきたが、プロ4年目の今季ついに〝完走〟にリーチをかけた。「全試合(出場)をシーズン前から目標にしていたので。途中1回ケガで交代しちゃいましたけど、それ以外はフルで出られているので目標を達成できそうなことはすごくうれしく思います」。5月19日のホーム京都戦で相手選手と接触した際に右足首を捻挫し後半16分に途中交代を余儀なくされたが、それ以外は全試合でフルタイム出場。「元々ケガをしないタイプなので。頑丈に産んでくれた母親に感謝したいですね」と、持ち前のタフネスさは親からもらったものと理由を挙げる。

11対11でFW菅(左)と競り合うDF田中駿(中央)。右はMF小野

 

父親は大の小野ファン

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